2012年06月06日

どんどん延びる「万里の長城」

今日は金星の日面通過の写真をアップしようと思っていたが、厚い雲にさえぎられ、太陽がどこにあるかさえわからなかった。終了。


ところで、新聞で面白い、いや、ちょっと残念な記事を見つけた。


"「万里の長城」もっと長かった 全長2万1196キロ "(日経新聞 6/6)


月からでも見られるという長い長い万里の長城(実は月から見えるというのはガセ)。かつては東の端は河北省の山海関、西の端は甘粛省の嘉峪関だった。それで万里の長城を制覇すべく、砂漠に流れる川でぷっつりと切れる嘉峪関と、黄海に終わる山海関の両端に行ってみたのであった。(万里の長城の西の果て嘉峪関 & 老龍頭、万里の長城の果て


ところが、2009年に中国政府は唐突に「東の果ては山海関じゃないよ、虎山長城だよ〜、へへ〜ん」と言い出した。何ということだ、行かなくては...

などと思っていたところ、中国政府は今日になって突然「実は万里の長城は従来の8850kmじゃないよ〜、黒竜江省や新疆ウイグル自治区をも含む2万1200kmだよ〜」だって。


いきなり1万3千kmも延ばすなよ! 端っこはどこなんだ〜!


延ばしすぎだよ。おそらく発見されたというより定義が変わったのだと思う。敦煌に行ったとき、郊外の砂漠に延々と土塁が続いていた。ガイドによればそれは漢代の長城だと言う事だった(砂漠の遺跡を巡る)。今回の見直しで、こういった土塁も長城と認められたのだろう。






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posted by 惰性人 at 22:09 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
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