2009年03月01日

阿蘇山縦断〜阿蘇の旅(3)

3日目 地獄温泉〜阿蘇駅〜杵島岳〜草千里ヶ浜〜地獄温泉

阿蘇山は公共交通機関に乏しい。地獄温泉から阿蘇山を周遊して、また地獄温泉に戻ろうと思ったが、阿蘇山を北から南に縦断するバスがない。
が、地図をよく見ると草千里ヶ浜から地獄温泉まで、点線が引いてある。おそらく登山道に違いない...足を使って阿蘇山を縦断することにした。

090301阿蘇下田駅 さっさと朝風呂に入り、さっさと朝食を食べて、地獄温泉発8:35、阿蘇下田行きのバスに乗る。これを逃すと13:00過ぎまでない。バスの中でやはり「はやぶさ」で熊本にやってきた人と話をしているうちに駅に到着。駅には温泉と土産屋が併設されている。土産屋には山芋や椎茸まで売っている。

090301豊肥本線 阿蘇下田から南阿蘇鉄道に乗り、立野で豊肥本線に乗り換える。立野から列車は後ろ向きに出発し、途中で運転手が後部運転席から前部運転席に乗り換え、列車は反対方向に走り出す。何が言いたいかと言うと、スイッチバックになっているのだ。
阿蘇のカルデラの中をのんびりと列車は行く。

090301阿蘇遠景 おおっ、阿蘇山から煙が...よく見れば中腹からもうもうと煙があがっている。

090301阿蘇駅 列車は阿蘇駅に到着。煙を上げている阿蘇山を囲むように、ドーナツ状に平野が広がっている。阿蘇のカルデラだ。ここには田畑があり、街があり、鉄道が通っている。その平野を囲むようにドーナツ状に山があり、これが外輪山で東西18km、南北25kmもある。この外輪山を含め、阿蘇山はかつては一つの山だったが、大噴火により大部分が吹っ飛び、今の姿になった。このときの噴火による火砕流で今の九州の形ができたと言われている。

090301阿蘇観光地図 阿蘇駅で観光地図をみる。なんか字がいっぱい書いてあると思ったら、日本語、英語、韓国語、中国語の4ヶ国語で書いてあった。

090301阿蘇野焼 阿蘇駅前からバスに乗り、阿蘇山の火口へ。バスは阿蘇の裾野を登っていくが、途中、例の煙の中に突入。野焼きをやっているのであった。えらいけむい。バスの窓を閉めていても、炎の熱を感じる。阿蘇の寄生火山の米塚も野焼きの炎にあぶられている。

090301スキー場 阿蘇山の火口が近くなり、衝撃の事実が!今日は風向きが悪く、有毒ガスが火口を覆っているので、火口周辺は立ち入り禁止で登山禁止。ロープウエイも休業...楽しみにしていたのに。
しかたがないので、急遽、阿蘇五岳の最低峰、杵島岳に登ることにした。雪のないスキー場前バス停でバスを下りて、歩き出す。

090301阿蘇杵島岳

カヤトの道をぽこぽこと30分も登れば、1270m杵島岳山頂到着。今日は日差しが暖かで、風もなく穏やかな天気だ。ちょうどいいので、ゆっくりとランチにする。ここから見る草千里ヶ浜は、いかにも火口跡らしい。

090301杵島岳展望

杵島岳山頂からは360度の展望が広がっている。

090301草千里駐車場 杵島岳の山頂からは長い階段が、草千里ヶ浜近くまで続いている。階段を下りて、遊歩道にそってちょっと行くと、草千里ヶ浜の駐車場だ。観光バスが何台も停まっていて、韓国人や中国人を含む、多くの人で賑わっている。その駐車場の向こうには、下りてきた枯れ草色の杵島岳が見える。

090301草千里が浜

草千里ヶ浜は広い。ぐるりと丘に囲まれた草原に、火口跡の池が2つある。その池には大きな烏帽子岳が映っている。

090301歩道1 草千里ヶ浜から歩いて地獄温泉に戻る。地獄温泉からここまで来るのに、鉄道とバスと徒歩で5時間くらいかかった。でも、ここから地獄温泉までは徒歩で1時間半とわりと近い。草千里ヶ浜を南に突っ切り、丘を越えると、南側の外輪山が見える。意外と踏まれている、明るい登山道をずっと下っていく。

090301歩道2 道は途中、牧場の丘を越えたり、小さい沢を横切る。そしてだいぶ高度を下げ、温泉が近くなってくると、今までの景色とは全く違う常緑樹の森や竹林の中を通るようになる。

090301垂玉温泉 地獄温泉の手前にある垂玉温泉が見えてきた。その奥には地獄温泉が見えている。もう着いたも同然。景色を見ていて、何か黒いものがたくさん宙を舞ってると思ったら、野焼の草木の灰だった。

090301雉鍋 地獄温泉に帰り着き、さっそくひと風呂浴びて、そして(一杯やって、)夕食となった。今晩は「雉鍋(きじ鍋)」だ。骨付き雉肉と雉のつくねの鍋だ。雉肉そのものはちょっと硬めだが、だしが良くでる。そして竹筒に入れられた雉のつくねは、軟らかくてホクホクしている。いや〜、球磨焼酎がよく合うな〜。ちなみに、この雉はここで飼われているそうだ。





このブログは引っ越しました。最新の記事はhttp://blog.geotrek.info/でどうぞ。


タグ:旅行
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。