2009年09月21日

果てしなきトラバース〜奥秩父東部縦走(2)

2日目 雲取山荘〜飛龍山〜笠取山〜笠取小屋

090921雲取の夜明け

4:30、夜明け前の闇の中、ヘッドランプをつけて雲取山荘を発った。今日は行動時間11時間、長い1日が始まる。
雲取山山頂に着いたとき、まだ陽は出ていなかった。ご来光を待つ人々を横目で見ながら、先を急いだ。

090921トラバース すぐに樹林帯の道となる。急な坂を下り、広い尾根を行き、トラバースの道をゆく。そうこうしている間に、小雲取山の肩から陽が昇り、朝日が森に差し込んだ。
日が当たるなり、暑くなってきた。腕まくりをして歩く。

090921狼平 ひょっこり広場に出た。狼平だ。人の気配どころか風の音もない、チッチッと鳥の声だけが聞こえてくる。日本狼が出てきそうな雰囲気だ。

090921富士山

ずっと雲海が広がり地上の景色は全く見えない。雲の海に富士山が浮かぶ。空気はちょっとモヤがかかり、天気は下り坂。
日本一の富士を見ながらひたすらトラバルこの道は、まるでエベレスト街道そっくり(ウソ)。

090921石垣 今日は三条ダルミから将監峠までおよそ5時間半、ひたすら樹林帯のトラバース。道はピークは一つも踏まない。もう飽きてきた...
急な斜面につけられた道は、倒木がちょっとあることをのぞけばしっかり整備されている。ところどころ崩れないように石垣でかためてある。

090921橋 三ッ山から飛龍山までの崖のような斜面には、橋も多くかかる。人が渡っている写真を撮りたいが、単独行だし、三条ダルミからまったく人影はないし...

090921雲取山遠望 森の切れ目から雲取山が見えた。だいぶ遠くなったな〜。でもトラバリ道はまだまだ続く...

090921飛龍山分岐 飛龍山への分岐に到着。テントを張っている人がいた。3時間ぶりに人を見た。

090921飛龍山山頂 分岐に荷物を置いて藪っぽい道を飛龍山山頂へサブ。左右から石楠花がかぶさり、なんだか熊が出そうな道だ。音を立てるためにラジオを付ける。畳平で人が熊に襲われたニュースをやっていた...
たどりついた山頂はやっぱり森の中。

090921倒木 まだまだトラバリ道が続く。でかい木が引っこ抜けてひっくり返っている。いくつもゴルジュを橋でわたる。ひたすら歩く。足の豆が潰れる...。のんびり休む場所もない。

090921大文字草 花が咲いていた。大文字草かな。今回始めて枯れてない花を見た。この道を歩く人と同じくらい貴重だ。

090921将監峠

まわりが明るくなってきたと思ったら、森が終わって草原に出た。将監峠だ。広い、明るい、誰もいない。なんだかホッとする。

090921苔

将監峠から、森の広い道、石楠花の道、草原の道、そして苔の道。変化に富んだ登山道を楽しく歩く。

090921唐松尾山 石楠花に囲まれた唐松尾山山頂。へんな名前の山。

090921石楠花 なぜか石楠花に花芽がついてる。

090921笠取山1 さすがに歩き疲れてきたが、岩っぽい細い尾根を抜けて、1つ目の笠取山に着いた。もう先が見えた。ここまで来ると時々ハイカーとすれ違う。

090921笠取山2 すぐ先に2つ目の笠取山。誰もいない。だいぶ雲が降りてきて、主稜線はガスっている。冷たい風が吹き始めた。以前、同じ時期に来たとき、遠足並みに人でごった返していたのがうそのようだ。

090921笠取山3 疲れた足にダメ押しの笠取山の急斜面を転がるように下る。振り返って見ればまるでスキーのゲレンデみたいだ。

090921笠取小屋 14:05やっと笠取小屋到着。疲れた。去年、9時間で広河原から熊の平まで歩いたときより疲れた。やっぱり運動不足は良くない。
笠取小屋のサイト場は草地になっていて、テントの床がふかふかして気持ちいい。小屋は常連さんで賑やかだが、サイト場はテントが少なく静かだ。

今日もISLAYを飲みながら天気図をとる。どうも気圧の谷はそんなに深くないようだ。天気が崩れてもたいしたことないだろう。と考えていたら雨が降ってきた...





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タグ:登山
posted by 惰性人 at 00:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山登り〜縦走
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