中国には日本語に訳すと、
「龍と虎の闘い」
なる料理があると、中国語の先生に教わったことがある。 もちろん、鍋の中で龍と虎が死闘をくりひろげている、というようなものではなく、龍=蛇、虎=猫、つまり蛇と猫を煮込んだ料理らしい。
なんでこんな話を思い出したかと言うと、
「イヌ肉とネコ肉の食用禁止、中国政府が検討」(CNN.co.jp 3/10)
という記事があったからだ。動物愛護のためだそうだが、なんか鯨の話みたいでなんとも言えない。 この法律が実現すれば、良くも悪くも「龍と虎の闘い」といういかにも中国らしい、中国の食文化が一つ消えることになる。
ただし、
「法案成立までは10年はかかるだろう」(同)
とのことなので、しばらくは残りそうだ。食べたい人はお早めに。
このブログは引っ越しました。最新の記事はhttp://blog.geotrek.info/でどうぞ。