2010年11月23日

蛭ヶ岳を越える〜丹沢主脈縦走(2)

11/21 焼山登山口〜焼山〜姫次〜蛭ヶ岳〜塔ノ岳〜鍋割山〜寄

前回の続き)

101121原木屋平あたりは苔が美しい

小さな沢が入り組んだ複雑な尾根をひとしきり下り、原小屋平に至る。この広く穏やかな稜線には、森に囲まれた小さな草原が点在し○○平と名前がついている。休憩するのにちょうどいい。また、このあたりは意外と苔が多く、明るいながらも深山の雰囲気を漂わせている。


101121原小屋平付近濡れて光る苔

秋枯れの木々の間にあって、しっとりと濡れた苔はみずみずしい緑色に輝いていた。


101121丹沢・地蔵平落ち葉に埋もれる道

道は広葉樹の林に続く。落ち葉が厚く積もり、ところどころ道がはっきりしないところもある。形、色、様々な落ち葉をザクザクと踏みしめながら先を急ぐ。


101121丹沢・蛭ヶ岳への登り

地蔵平から蛭ヶ岳への本格的な登りが始まる。これを登れば今日はもうたいした登りはないはず。それにしても11月も終わりに近いというのに、なんて暑いんだ。フリースのジッパーを思い切り下ろして、汗を拭きながら黙々と階段を登る。振り返れば、今朝の曇り空がウソのようなすがすがしい景色が広がっていた。


101121丹沢・蛭ヶ岳山荘 11時12分、蛭ヶ岳到着。ハイペースで飛ばしてきたのでさすがに疲れた。主稜線は風が冷たく、おもわずフリースのジッパーを首まで上げる。
今日歩いた稜線、そして一昨年歩いた大室山や檜洞丸からの稜線(ここここ)、そしてこれから歩く鍋割山への稜線をひとしきり眺めて出発する。

101121丹沢・蛭ヶ岳からの下り始め

これから向かう丹沢山には暗いガスがかかっている。そして、黒く枯れた木々も怪しい雰囲気だ。カラスでもとまっていたらもっと怪しいが、なぜかカラスは鳴き声が聞こえるが、姿が見えない。


前回この蛭ヶ岳からの下りの道を歩いたときには雪が積もっていたので、溝になったトレースを駆け下って行った。しかし、この道は足元に草に隠れたデコボコがあって、杭も出ていて意外と歩きにくい。


101121丹沢・鬼ヶ岩ノ頭の鎖場

途中に一ヶ所岩場がある。鬼ヶ岩の頭だ。でも立派な鎖があるので、気をつけて歩けば問題なし。


101121丹沢・鬼ヶ岩から蛭ヶ岳

鬼ヶ岩から振り返る蛭ヶ岳。ここから見る蛭ヶ岳はなんてかっこ悪いんだ。


101121丹沢・棚沢の頭から富士山

鬼ヶ岩の頭を越え棚沢の頭が近くなったころ、右手に変な形の雲があることに気付いた。立ち止まってじっと見ていたら、手前の雲が徐々に切れてそれが姿を現した。頂に雪をまとった富士山だ。今日はダメかと思っていたので感激だ。


101121丹沢・不動ノ峰から丹沢山

一気に丹沢山まで歩いてしまおうと思っていたが、不動ノ峰で力尽きる。蛭ヶ岳から丹沢山はすぐだった記憶があるんだけどな...蛭ヶ岳でも休憩せずに1時間半以上歩き続けているので仕方ないか。不動ノ峰の草っ原に腰を下ろし、餡パンを頬張る。丹沢山は目の前に見えている。もう一息だ。


101121丹沢・丹沢山への稜線

不動ノ峰を越えると、広い笹原の向こうに丹沢山から塔ノ岳に架かる稜線が良く見える。遠いな...それよりもまず、丹沢山の登りがきつそうだ...


101121丹沢・みやま山荘 なんとか丹沢山、みやま山荘到着。結局、蛭ヶ岳からエアリアと同じコースタイムがかかってしまった。疲れてきているせいもあるし、アップダウンの少ない稜線はコースタイムを縮めにくいせいもある。

次回に続く)





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