2010年11月27日

スットックにキャップ

先日の丹沢(「ロングコース〜丹沢主脈縦走(1)」 )にはいろんな人がいた。


「こんにちは!」と声をかけても無言で通り過ぎてゆく集団。登ってきている人がいるのに、よける素振りもせず、押しのけて下ろうとするおじさん。植生保護の柵の向こうで、草原に腰を下ろしてお弁当を食べているおばさん。などなど。


最近は人の多い山に行くことも増えたので見慣れた。山には審判員がいるわけではないから、マナーやルールを守れない人が一定数いるのは仕方ないのかもしれない。


今回、丹沢で気になったのはストック(トレッキング・ポール)の石突のキャップ


日本でストックが無雪期にも使われるようになった頃、私はストックのキャップははずさないで使うと習った。なので私は雪がないときは絶対にはずさない。

ところがすれ違う登山者の半分くらいはキャップをはずしている。


キャップをはずさないで使う理由は、キャップをはずすと、

  • 登山道がほじくられて雨で土が流れやすくなり、登山道を痛める。
  • 植物の根を傷める。
  • 木道では木道自体を傷める。

ということがあるからだ。


しかし、一方、最近ではキャップをすべきと言う人もいる。なぜなら、

  • 知らぬ間にキャップがはずれて、かえって山にゴミを捨てることになる。
  • キャップをすると滑る。
  • 登山道や植物の根を傷めるというはっきりした証拠はない。

と言うことらしい。


キャップは勝手にはずれるか?確かにはずれることはありそうだ。キャップが山に落ちていることもある。


しかし、私は、丹沢縦走からクンブー氷河のモレーンまで、かなりあちこちでストックを酷使しているが、いちどもキャップが脱落したことはない。

ならば、キャップがはずれにくいストックを買おう!ちなみに、私のはICIで「一番安いの下さい」と言って買ったやつだ。(夏山しか行かないなら、思い切ってキャップを接着剤でくっつけちゃってもいいかも...)


キャップをすると滑るか?う〜ん、分からない。だって滑ったことがないんだもん。


なので推測だけれど、滑るのは滑りやすいキャップだからか、ストックの使い方が間違っているかのどちらかじゃないかな。

ストックはあくまでも補助のはずなのに、たわみそうなくらい体重をかけてストックをいじめている人がいる。そもそも、ストックうんぬん以前に、靴のソールの使い方など、歩き方そのものがおかしな人もいそうだ。チンボラソでお世話になった自称「ポールを日本に紹介した」ガイドさんによれば、ほとんどの人はストックの使い方を間違えているそうだ。


3番目の「証拠はない」などという人。山に登らないで下さい。


マナーが問われるのはこういうところだと思う。自然を傷める証拠はないが、傷めない保証もない。であれば、自然を壊さないよう、細心の注意を払うのが自然に遊ぶ者の務めだ。まるで「地球温暖化の直接の証拠はない。従って、対策を打つ必要はない。」などと言っていた某国政府みたいな人がいたものだ。

我々にとっての証拠は、登山道や道の脇の植生にぶすぶすと開けられたストックの穴の存在で十分だ。


なので、やっぱりストックにはキャップをしたほうがいいでしょう。そして、メーカーにはより滑らない、はずれないキャップの開発に力を入れて欲しい。


101127ストックのキャップ ストックのキャップ。上、はずしたところ。下、はめたまま。



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2011年03月12日

山どころじゃない。

週末の天気が良さそうだったので、栂池のかみすき牧場に滑りに行こう、とメールをした日の午後だった。

パチパチとPCを打ちながら仕事をしていると、ゆ〜ら、ゆ〜らと建物が揺れはじめ、数秒後には机の上の物が落ちるほどの揺れになった。そして、突然、ディスプレイが消え、同時にオフィスの照明も消えた。

でかい地震だ。幸い、怪我をすることもなく、物が壊れることもなかった。しかし、すぐにつながったネットでは東北の観測至上最大の地震を報じていた。


電話も電気もだめなのに、ネットが使えてメールが使える。緊急災害時にメールが役に立つとは思わなかった。すぐにメールで家族の安否確認をし、明日の登山中止のメールも出した。山どころじゃない。


さて、しばらく暗闇の中でノートPCで仕事を続けていた。しかし、鉄道もすべて止まっていて帰宅が大変そうだったので、早々に帰らせてもらった。4時間も歩けば家に着くだろう...


110311地震後の橋 橋の上は東京から脱出する車で大渋滞。しかし、歩行者はあわてた様子もなく落ち着いて歩いている。

幸いにバスが動いていたので、歩いたのは1時間半くらいで家に着いた。しかし、もし東京直下型で橋や道路が通れなくなったら、どうしたらいいのだろう...

時間がたつにつれてニュースが告げる被害は凄惨さを増している。無事にここにいる私には何ができるだろう...

考えるべきことは多い。


行方不明の方々、救助を待つ方々が一刻も早く救助されることをお祈りします。




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2011年03月21日

できることをする

震災から1週間。被害は広がりこそすれおさまる気配はなし。その惨状には言葉を失い、なんとかせねばという気持になってくる。でも、できることは少ない...何をしたらいいのか。


被災しなかった人は、まずは、いつもどおりの生活を送ることだ。(いつ電車が止まるかわからないが)いつもどおり仕事に行って、(売り切れが多くて買える物があまりないのだが)いつもどおり買い物をして、(停電するけど)いつもどおり食事をして、(余震で目が覚めるが)いつもどおり寝る。そうやって日本を動かし続けなければならない。


連休だけど心情的にも物理的にも山には行けない。でも縮こまっていたら日本が萎縮してしまう。現に、飲食店や旅行業界では客足が遠のき、経営が苦しくなるところがでてきているとのことだ。倒産してしまっては復興支援もままならない。飲食店や旅行業界の方々も自分たちの仕事を通して、復興を助けたいと思っているはずだ。


それで、昨日は銀座に行って、行きつけのレストランで食事をして、お金を使ってきた。街の人通りはいつもよりもかなり少ないが、それでも賑わっている店もあり、ちょっとホッとした。

東京近郊で余裕のある人は、遊びに行くのは無理としても、近所の居酒屋で食事をするくらいはしたほうがいいと思う。それが復興の一助になると信じる。


さて、次は山に行くためにとって置いたお金を寄付するか。




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2011年06月18日

写真追加・八重山諸島の旅

今日は雨。予定していた山行は中止。そこでこのブログの古い記事を見直した。


八重山諸島の旅


今から見直してみると写真も少なくずいぶんそっけない記事だったので、写真のサイズを見直し、さらに何枚か写真を追加した。




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posted by 惰性人 at 19:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

2011年06月23日

写真追加・ナルミズ沢

前回の八重山諸島の旅に続き、ナルミズ沢遡行の写真を追加した。

ナルミズ沢源流部は「天上の草原」と呼ばれ、草紅葉の美しさは随一だ。


宝川・ナルミズ沢


当時は初めて買ったコンデジ「リコー Caplio G4 wide」を使っていた。今改めてみると、画素が少ないだけでなく、発色もコントラストも不自然で、ブログに載せるための調整が難しい。今使っている「Nikon COOLPIX D50」はローエンドコンデジだが、画質ははるかにいい。

技術の進歩を感じる。




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posted by 惰性人 at 22:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
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