2008年06月22日

ゴア雨を洗った

ゴア雨(ゴアテックスの雨具)の良さは、通気性があるためむれないことだが、私のゴア雨はむれるようになってきた。

ゴアテックスが死んだのかと思ったが、どうもそうではなく、表面のナイロンの撥水性がなくなったため、雨に濡れるとナイロンの表面に水の膜ができて通気性が失われるせいらしい。

撥水性が失われる原因は、
* ナイロン表面の汚れ
* ナイロンの撥水剤が切れた
だ。

今までは台所洗剤でゴア雨を洗濯して撥水スプレーをしていたが、専用洗剤と撥水剤は威力がぜんぜん違うと聞いたので、ゴア雨を復活させるべく使ってみた。

080622ゴア雨具の洗剤 洗剤は「TECH WASH(ロフトテックウォッシュ)」、撥水剤は「TX.DIRECT WASH-IN(TXダイレクトウォッシュイン)」(いずれもNIKWAX社製)。この洗剤がどうすごいのか分からない。撥水剤は水に溶かして雨具の繊維に染ませるために、撥水効果が強力で長持ちするとのことだ。

080622ゴア雨具を洗う 流しに水をためて、TECH WASHを入れてつけ洗いする。すごい泡だ。カビキラー並みに手がヌルヌルする。洗濯機を使ってもいいとあるが、つけ洗いのほうが雨具が痛まないし、洗剤の量も少なくて済む。
洗剤につけたあとは水ですすぐ。予想以上にすすいだ水が黒くなっていた。汚れが落ちているのだろう。

すすいだ後は、洗剤と同じようにWASH-INを溶かした水に雨具をつける。やはりつけ置きのほうが使用量が少なくて済むのでおすすめ。

よくかき混ぜろ、と注意書きに書いてあったので手を突っ込んでグジュグジュかき混ぜた。

そして恐ろしいことがおこった。

手を水から引き上げると、手が完全に撥水コーティングされていた。手の表面が沢山の水滴にぷつぷつと覆われている。そしてなんかヌルヌルした感触で、おまけに変な匂いもして気持ち悪い。
そう、幼稚園のときに遊んだ油粘土を手に塗った感じ...。
ボディーソープの原液をつけてゴシゴシやってもなかなかとれず、しばらく撥水状態だったので、これを扱うときにはゴム手袋を絶対しよう!

15分ほどつけてから水洗いし、そのままつるして乾かした。注意書きには通常の洗濯ものと同じように処理するとあるが、こんなものを洗濯機の脱水槽に入れたら脱水槽が撥水コーティングされるに決まってる。

乾かしてみると、ずいぶんきれいになって新品のときの色が戻ったようだ。水をかけると水玉がプルプルする。いい感じ。
果たしてこれがどれくらいもつかは追って報告しようと思う。

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posted by 惰性人 at 18:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 山のアイテム

2008年06月26日

またデジカメ壊れた

ブログでも紹介したデジカメNikon COOLPIX P50が壊れた。

昨年末、チンボラソに行く前に買ったばかりなのに。

チンボラソとIsland Peakに持って行ったくらいで、それほど酷使はしていないはずだが...

電源を入れてもレンズのふた(レンズバリアと言うらしい)が開かなくなった。
いや、正確に言うと1mmくらいの隙間はあって、細長い写真が撮れる...。
役に立たないことは間違いない。

このレンズバリアは弱くて、以前使っていたCaplioも壊れて下半分しか開かなくなった。
壊れないまでも、雪山ではよく凍り付いて開かなくなったり、閉まらなくなったりする。

メーカーさん、このレンズバリアはトラブルの原因になるのでやめて下さい。
できれば昔のカメラのようにキャップにして下さい。

どうも、最近のカメラはデザインや笑顔認識など(私にとって)どうでもいい機能に力を入れて、基本的な機能がおろそかになっている気がする。


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posted by 惰性人 at 22:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山のアイテム

2008年06月29日

夏山の服装

もう7月も目の前、夏山シーズンの始まりだ。

さて、夏山の服装はここ数年、上下とも作業着を着ている。
そう、工事のときに着る作業着だ。

これが非常にいい。
* アクリルやポリエステル素材なので速乾性、通気性に優れる、
* ポケットがいっぱいあって便利、
* 生地の厚さや、裾の長さがいろいろあって自分の好みにあったものが選べる。

そして、最大の利点は、
* アウトドアブランドの服と機能はほとんど同じなのに、極めて安い(上下で2000円くらい)、
だ。

逆に欠点は、
* 登山用の服と比べて耐久性に劣る、
だが、値段が安いのでだめになったら新しいのを買えばいいだけのこと。

昨日、沢に行ったときもこの格好だった。
上下作業服を着て白いヘルメットをかぶった自分の姿を見て思った。

「作業員そのままじゃないか...」




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2008年07月12日

ヒマラヤ装備(1)

GWのネパール・Island Peakでは装備について学ぶことも多かった。
ツアーのライト・エクスペディションなので共同装備はすべてツアー会社が準備する。

だから自分は個人装備だけを用意すればいい。
個人装備はツアー会社が装備表をくれるので、それに従って持って行けばいいのだが、装備表では網羅できない奥深いものがある。

それをまとめておこうと思う。
まずはPart1として、装備表に記載されていた装備の半分とそれについてコメントする。

■ 装備表の装備(1)
登山靴
アタック用登山靴。私は"スポルティバヌプツェ・ダブルブーツ"を使っている。快適。シングルシューズの参加者もいたがそれで十分だったようだ。
トレッキングブーツ
ベースキャンプまでの長いトレッキングのための軽登山靴。一番長く履いている。私は"Treksta バックパックGTX"。初めは足に合わなかったが、最近履き慣れてきた。
運動靴または普段履き
街で履くための靴だが、私は持っていかずに、トレッキングブーツとサンダルで代用。
アイゼン
"ブラックダイヤモンド・セイバートゥース・プロ"。重たいが前爪の形が特徴的でミックスに対応できるようになっている。
ピッケル
"グリヴェル・エアーテック・エボリューション"。軽い。シャフトにカーブが付いているので今回のようなちょっとしたアイスでも手を打たない。ユマーリングのためにピッケルバンドは手首にかけた。
ハーネス
"ブラックダイヤモンド・フォーカスAL"。いつも国内ゲレンデで使っているやつ。
カラビナ
いろいろなタイプを6枚。装備表には3枚とあったがそれでは足りない。
アッセンダー
通称ユマール。私は左手用の"ペツル・アッセンションL"。右手用がいいか左手用がいいかという議論があるが、私は右手でピッケルを持ちたいので左手用。
スットック
日本の山では使わない人もモレーンの斜面を下るときなどあったほうが間違いない。
大型バック
80Lのダッフルバック。これに荷物を詰めて飛行機に乗せたり、ゾッキョに担がせたりする。私は大型がないので中型1つとスーツケースを持っていった。
中型バック
60Lくらいのダッフルバック。持っていったが壊れたら嫌なので、山中用に400円くらいでカトマンドゥで安いのを買った。
サブザック
トレッキングのときに最低限の個人装備を入れて背負う。私はアタック用のちゃんとしたザック("グレゴリー・Z55")とトレッキング用の小さくて軽いやつ2つを持っていった。
羽毛服
羽毛の上下。高所では血中酸素が低下し寒く感じるので、くつろいでいるときのために絶対必要。
冬山用ヤッケ、オーバーパンツ
アタック用。GWの6000mはそんなに寒くないので冬の八ヶ岳で使うくらいのやつで十分
防寒着
普通に着る防寒着。厚手のフリースを持っていった。
中間着上下
シャツとズボン。ルクラの気温は20℃以上、BCでは0℃以下と気温差が激しいので夏山用と冬山用を持っていった。
下着上下
これも夏山用と冬山用+それぞれ換え。洗濯はできるがあまり期待しないほうがいい。
手袋
無雪期用(保護用)と冬山用+換えインナー。無雪期用は"MAMMUT・Astro Soft Shell"、冬山用は昔から使っているやつ。あまりいい手袋ではないがなかなか冬山用のいい手袋が見つからないので仕方なく使っている。
靴下
夏山用から冬山用まで3つ。洗濯はあまり期待できないので多めに持っていったほうがいいかも。同じのをずっと履いていたら修復不可能な大穴があいてしまった。
目出帽
普通に冬山で使っているやつ。今回は幸い使わずにすんだ。

残りは「ヒマラヤ装備(2)」に続く





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タグ:登山
posted by 惰性人 at 13:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山のアイテム

2008年07月13日

ヒマラヤ装備(2)

ヒマラヤ装備(1)の続き。

装備表の装備(2)
帽子
日よけ用の帽子。日差しが強いのでないと厳しい。持っていくのを忘れたのでカトマンドゥで買った。
マット
寝るときのマットは旅行会社がしっかりしたのを用意してくれたが、アタックキャンプ用に小さなエアマットを持参した。
折り畳み傘
エベレスト街道は傘を差して歩ける。ゴア雨+傘があれば雨のときも完璧。
サングラス・ゴーグル
両方必要。サングラスは特に高所用に横からの光を防ぐ日よけ?が付いているやつが望ましい。下界とは紫外線の威力が桁違い。ゴーグルは吹雪いたときに必要だが、今回はとりあえずサングラスでごまかした。
ヘッドランプ
私は愛用の"ブラックダイアモンド・スポット"。
水筒
ハイドレーションを推薦されたが、私は手袋で持てるように滑り止めをつけた"プラティパス"。アタックのときにはジャケットの胸ポケットに入れて、保温+ザックを置かなくても飲めるようにする。
テルモス
高山病対策に多量の水分をとる必要があるが、やっぱり寒い夜は暖かいものがいい。どこでも売っているステンレスの魔法瓶でよい。
日焼け止めクリーム
高所の紫外線は恐ろしい。頻繁に塗らないと顔がぼろぼろになる。"ニベア・PROTECT Mild Milk"を持っていったが、あまりにも水に強すぎてお湯で洗っても落ちない。毎日塗るのには向いていない。また、日焼け止めのリップも必要。
マスク
埃っぽいし、乾燥しているので使いたいところだが、逆に息苦しくなる。で、結局使わなかった。
ロールペーパ
現地調達可。下痢のときには何よりもこれが大事。
洗面用具・医薬品
下痢止めは必須!
嗜好品
予想以上に大切。毎日同じようなものを食べているのでたまには変わったものが欲しくなる。梅干、佃煮、柿の種、粉末ジュース、うまいコーヒー、ドライフルーツなどなど。また、アタック用に食べなれた消化のいい行動食が欲しい。私は黒砂糖と甘納豆。
磁石・高度計・温度計
磁石と温度計はいつも日本で使っているものを使った。高度計は時計についているやつ。高度計はアタック中の現在地を知るのに役に立つ。(地形図が大雑把なので地図とコンパスは使いにくい。)
筆記用具
高所、低温で使えるもの。

とりあえず装備表に掲載されていたものは以上。
でもこれでは足りない。次はヒマラヤ装備(3)で装備表に載っていないけど、持って行くように言われたものを紹介する。



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posted by 惰性人 at 21:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山のアイテム
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