2012年03月18日

台湾新幹線でGO!〜台湾の旅(3)

3/10 台北〜高鉄嘉義〜阿里山

前回の続き)

120310台北・朝のニュース 朝目覚めるとテレビをつけて天気予報を見る。いきなりズボンを脱ぐおじさんの映像が...どんなニュースだ。ともかく天気を見ると、玉山の気温は-0.8℃。玉山や合観山では雪が降っているらしい。台北の気温は10℃以下で、日中も12℃程度、天気は雨...。まるで東京の天気予報のようだ。

120310台北・朝の康楽公園

ホテルのレストランから康楽公園を眺める。雨に濡れる新緑は美しい。でもやんで欲しい。


120310台北・トイレットペーパーを流してはいけません ホテルのトイレの注意書き。台湾ではホテルでもトイレットペーパーをトイレに流してはいけない。

120310台北・国王大飯店宿泊した國王大飯店の玄関。ビジネスホテル級の中級ホテルだが玄関は立派。バスルームの掃除が若干手抜き気味だったが、日本語が通じて設備や食事は料金相応、まあまあではないか。

120310台北・焼そぼ? チェックアウトしてMRT中山駅に向かう。
焼そぼ?なんだ、「焼そぼ」って?台湾は日本語ができる人がたくさんいるんだから、もうちょっとちゃんとチェックしたらいいのに。

120310台北・中山駅前

MRT中山駅付近。中山駅には三越の見上げるような立派なビルが建ち並ぶ。すぐ横にはこんな雑居ビルが。この雑然さ加減がいい。


120310台北・中山駅の地下のすし屋 MRTの駅にはコンビニが付き物だが、その隣にはテイクアウトの寿司屋があった。台湾ではごく普通に日本食が食べられる。

120310台北・MRTは自転車をのせられる MRTは日本の地下鉄と大して変わらないが、自転車をそのまま載せることができる。速いとか本数が多いとかも重要だが、こういったゆとりを日本も見習ったらいい。

120310台北・台北駅オブジェ

台北駅地下街にて。公衆の面前でこんな格好も許される?


120310台北・台鉄台北駅

台鉄台北駅。しばらく見ないうちに変わっていた。吹き抜けの巨大なホールの向こうに切符売り場、ホールを取り囲むように、飲食店や食料品店が並ぶ。


120310台北・台北駅インフォメーション ホールの一角にあるインフォメーションセンター。旅のことはここで相談しよう。

120310台北・台湾新幹線、高鉄改札 さて、高鉄、いわゆる台湾新幹線に乗る。切符は日本でネットで予約しておいたので、窓口で受け取るだけ。でも長蛇の列で20分もかかった。窓口によって混み方が違うので、まわってみたほうが良い。高鉄の改札と台鉄(在来線)の改札は隣合っているが、明るいほうが高鉄、電気がついてなくて暗いほうが台鉄。なぜ暗くしているんだ?

120310台北・高鉄でマカロン マカロンを買って乗り込む。日本ではマカロンは高いが、ここでは普通のお菓子と変わらない。
列車が滑るように静かに動き出した。駅の放送が日本と比べて控えめなので、突然動き出すように感じる。



アジアのエレクトロニクス産業の中心、新竹を出ると車窓には田園風景が広がる。東北新幹線からの景色のようだ。違うのは、椰子かビロウが田んぼの横に生えていること、そして一本足のコンクリートの台の上に載った鉄塔があること。


120310台北・高鉄嘉義駅

一時間半ほどで高鉄・嘉義駅に到着。高鉄の駅は日本の新幹線と違って、在来線に接続していない。それでも思った以上に大きな駅で賑わっている。みやげ物屋の他にコンビニやモスバーガーがある。時間は11時20分。昼食には半端なのでモスで海老ライスバーガーを買う。


120310嘉義・阿里山行き好行バス 駅を出て左手にあるバス停から「好行バス」で阿里山を目指す。「好行バス」は観光地へ向かうリムジンバスのようなもの。いくつもの路線があって、外国人にとって在来のバスより乗りやすい。
では、出発進行!


国王大飯店
http://www.emperorhotel.com.tw/index-c.htm
高鉄
いわゆる台湾新幹線。台北と高雄を1時間40分で結ぶ。速いが在来線と接続していないので、ちょっと不便。台北から嘉義はおよそ1時間半、指定席1080元
高鉄は日本からWEB上で予約、カードによる支払い可能。
http://www.thsrc.com.tw/jp/index.asp
好行バス・高鉄嘉義〜阿里山
高鉄嘉義〜阿里山、約2時間、225元
好行バス路線は多数あり、日本語のWEBあり
http://www.taiwantrip.com.tw/
次回に続く)





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2012年03月20日

深き森の阿里山〜台湾の旅(4)

3/10 台北〜高鉄嘉義〜阿里山〜神木駅〜沼平駅〜阿里山

前回の続き)

120310阿里山・好行バス休憩

高鉄嘉義を発ったバスは、しばらく砂糖キビの畑の広がる平野を高速道路に平行に走る。やがて向きを東に変え、すると急傾斜の蛇行した山道が始まる。山は深い霧に覆われ、道路に沿って斜面に茶畑とバナナ畑と森が交互にあらわれる。

出発して2時間して休憩。コンビニやトイレがある。しかし霧が深くそれ以外のものは見えない...




休憩を終え、バスは走り出す。谷はより深く、山肌はより険しく(ほとんどガケ...)そして山はより深くなってゆく。ガゲに沿った曲がりくねった道を苦しそうにうなりながらバスは行く。こんな怖いところで道路工事をしている。


120310阿里山・阿里山バスターミナル 山が穏やかになり、路肩にずらっと車が駐車していると思ったら、ゲートがあった。ここで150元の入場料を払って阿里山國家森林遊樂區に入る。そして、突然開けたと思ったら、そこはすごい車、車、バス、バス、人、人。深山から突然、観光地になった。
駐車場に面してセブンイレブン兼バスターミナルがあり、バスの切符はこのセブンイレブンで買う。

120310阿里山・阿里山文山賓館 駐車場に面したインフォメーションセンターで地図をもらい、まずは今日の宿に向かう。今日の宿泊は「阿里山文山賓館」。部屋は狭く設備は最低限、でも清潔な感じ。観光地&休日料金なので台北の同クラスのホテルの2倍くらいの値段。

120310阿里山・阿里山駅

ただ今2時45分。今日は時間が許す限り周辺のハイキングコースを歩くつもりだ。まずは登山鉄道の阿里山駅へ。木造の大きな駅舎、まわりには桜の花が咲く。


120310阿里山・木の時刻表

駅舎の1階に木の時刻表があった。嘉義線は2009年より運休中。本当はこれで阿里山に来たかった。祝山線は明日の朝、日の出を見るために乗る。この切符は今日の5時までに買わなければいけない。神木線の時刻は書いていない。これは2階の改札横の切符売り場で時間を見て買う。


120310阿里山・山岳鉄道で神木駅へ

神木線の発車時刻は15:00、今14:59。あわてて切符を買って(出発をちょっと待ってもらって)電車に飛び乗った。ギシギシときしむ音を立てながら列車は森の中を進む。箱根登山鉄道にそっくりだ。




すぐに神木駅到着。大勢の観光客がどわっと列車から吐き出され、みんな列車の写真を撮っている。私も折り返し阿里山駅に戻る列車の動画を撮る。


120310阿里山・神木駅そばの道標 駅のそばの地図でルートを確認。巨木の森につけられた遊歩道や、湖をめぐる道、花木園など見どころはたくさんありそうだ。なるべく一筆書きになるように歩いてみよう。

120310阿里山・巨木群歩道

駅からすぐに深い森に入る。遊歩道が整備されていて快適に歩ける(人が多すぎるのを除く)。樹齢1000年を越える見上げるような巨木が点在し、それを遊歩道が巡っている。屋久島の屋久杉ランドにそっくりだ。来るときに機内で観た映画では、日本軍は先住民に森の中で殲滅される。そりゃそうだ、こんな深い森では森を知るもの以外は身動きがとれないだろう。


120310阿里山・深い樹林の中に咲く花

薄暗い森の地面に、小さな白い花がばら撒かれたように咲いていた。


120310阿里山・巨木群の中の広場

2本ある巨木群歩道のうちの一本の終点にやって来た。巨木に囲まれた広場になっている。おそらく台湾人と思うが、若い人が多い。日本も台湾も若い人の山ブーム?でもここでは日本人をほとんど見かけない。


このあと、神木駅に戻るように残りの巨木群歩道をたどり、巨木群歩道制覇。雲がだんだん薄くなって、日も差してきた。このままどんどん行こう。


120310阿里山・受鎮宮

森が切れて道路に出たら、突然、バン、バン、バンと大音響。爆竹の音だ。受鎮宮という寺院があって、線香を持った人が並んで、魔よけの爆竹を鳴らしていた。ここから姉妹潬に行くが道がわかりにくい。受鎮宮の建物の向かって左側の裏にその階段がある。


参考
阿里山の観光案内
下の台湾林務局のトップページ>國家森林遊樂區>阿里山、日本語のダイジェストあり
http://recreation.forest.gov.tw/welcome.aspx
阿里山文山賓館
http://www.文山賓館.tw/

次回に続く)



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2012年03月21日

阿里山は花盛り〜台湾の旅(5)

3/10 台北〜高鉄嘉義〜阿里山〜神木駅〜沼平駅〜阿里山

前回の続き)

120310阿里山・木蘭園

春の阿里山は花が咲き乱れるという...森ばかりであまりそんな雰囲気は無かった。でも受鎮宮の裏から階段を上ると景色が変わった。木蓮や桜が咲き乱れるの公園のような場所に出た。ここが木蘭園らしい。人々が何をするわけでもなく、のんびりと花を眺めている。


120310阿里山・木蘭園の桜

紅色の桜が満開だ。とてもきれいだ。青空だったらもっときれいだっただろうに...。満開の桜があっても、日本と違ってその下に御座を敷いている人はいないので、じっくりと桜を眺められる。


120310阿里山・木蘭園の桜のアップ

阿里山の澄んだ空気に桜のほのかに甘い香りが漂う。


120310阿里山・巨木の切り株

姉妹潬に向けてさらに森の奥へ入ってゆく。日本人が切り倒したのか外省人が切り倒したのかは知らないが、苔むした巨大な切り株がいくつもある。


120310阿里山・塔山登山道の分岐 姉妹潬の先に塔山登山道の分岐があった。木道にも苔が生えていて、ここまで来る観光客は少ないことを思わせる。これ以上先に行ったら、5時までに阿里山駅には戻れそうもない。沼平駅経由で阿里山駅に戻ろう。

120310阿里山・沼平駅付近の桜

沼平駅から阿里山駅まで線路に沿って、桜の並木になっている。ここで列車の写真を撮るのが定番のようだが、残念ながらもう走っていない。


120310阿里山・阿里山駅に戻る

線路に沿った道を阿里山駅に向けて下ってゆく。桜は満開。でも沼平駅周辺は工事中でいくつかの遊歩歩道が閉鎖されていたのは残念。工事現場を仕切る塀も、写真が飾ってあるものの無粋だ。


120310阿里山・石垣の蘭

阿里山駅のそばの石垣に人が集まって写真を撮っていた。何かと思えば蘭の花だった。


120310阿里山・阿里山駅3階からの展望

なんとか5時ギリギリに阿里山駅に戻ってきて、明日の祝山への切符を買った。たどたどしい中国語で話していたら、奥からたどたどしい日本語を話せる駅員が出てきた。たどたどしい同士で会話する。なんだか台湾人の20人に1人くらいは日本語を話せるような気がする。

阿里山駅の2、3階は展望台のようなテラスになっている。朝は雨が降りそうな天気だったが、今は雲が切れ、夕日が差している。目の前の山々も見えてきた。


120310阿里山・山岳鉄道のトラック

目の前の山肌を目を凝らしてよく見ると...崖のような斜面に鉄道の軌道がへばりついている。あんなところにまで線路を敷いたのか、こえ〜。でも行ってみたい。


120310阿里山・阿里山駅の蒸気機関車

駅のはじっこには蒸気機関車が放置されている。あれを走らせたらいいのに。


120310阿里山・明日の日の出 インフォメーションセンターの電光掲示板には、中国語、英語、韓国語、日本語で明日の日の出の時刻が流れている。

120310阿里山・コンビニのおにぎり バスターミナルのセブンイレブンにて。売っているものは日本に似ている。

120310阿里山・食堂

今日もよく移動した、よく歩いた。今日明日で歩く予定だった場所をほぼ歩ききってしまった。さあ、飯だ飯だ。駐車場のまわりにいくつか飲食店があるのだが、メニューも値段も似たり寄ったり。日が沈んでかなり寒くなってきたので、暖かそうな店に入る。


120310阿里山・火鍋 材料を突っ込んだだけの火鍋。阿里山ではあまり食事に期待してはいけないのか...

120310阿里山・キスゲの炒め物 阿里山の名物料理は山菜料理らしい。そこで日本ではほとんど食べられないキスゲの炒め物を食べる。見たままの食感(どんなだ?)。

食事を終え宿に戻る。テレビをつけると痩肉精がアメリカ、オーストラリアからの輸入牛肉から検出されたとのニュースをやっていてた。痩肉精は家畜の肉質を改善する薬品で、人体に悪影響があるらしい。そう言えば中国でも問題になっている。オーストラリアの肉からも検出されたということは日本も無関係じゃないと思うのだが...。あとは昨日に引き続き、異常低温のニュース。確かに今日も寒かった。明日も寒いらしい。でもそのおかげで桜の開花が遅れ、ちょうどいい感じだった。そしてあとは、日本の震災1周年のニュース。


参考
阿里山森林鉄道
嘉義線:運休中
神木線:1時間に1〜2本くらい。片道50元
祝山線:日の出の時間に合わせて1日3本。片道100元、往復150元。前日は17:00まで、当日は出発の30分前から切符を販売。

次回に続く)



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2012年03月23日

祝山の日の出は...〜台湾の旅(6)

3/11 阿里山(祝山)〜台鉄嘉義駅〜関子嶺温泉

前回の続き)

120311阿里山・夜明け前の阿里山セブンイレブン

阿里山観光の目玉は、祝山展望台から見る、台湾最高峰玉山の日の出だ。阿里山森林鉄道の祝山線も日の出の時間に合わせ運行されている。今日は3月11日。謝謝台湾Tシャツを着て、でも寒いので上にフリースを着て、ウインドブレーカーを羽織って、おまけに手袋までしてホテルを出る。意味無いじゃん...。

暗くてよく分からないが、星も見えず、空は雲に覆われているようだ。でも、バスターミナルのセブンイレブンや、その前に出ている屋台には大勢の人がいて、日の出見物のために賑やかに腹ごしらえをしていた。


120311阿里山・祝山線を迎える阿里山駅 4時に阿里山駅に着いたときには、改札に長い列ができていた。4時10分検札開始、時刻表より10分早く、4時20分に列車が動き始めた。ガタガタ、ギーギーいいながら列車は闇の中を進む。

120311阿里山・祝山駅には売店がある

30分ほどで祝山駅到着。長い階段を上るとそこは祝山の展望台。屋台が出ていて、筍汁やつみれ汁を売っている。空腹と寒さに耐えかね、筍汁を所望する。


120311阿里山・日の出間近の展望台

祝山の日の出スポットは駅のそばの展望台と、そこから道路沿いに3分ほど登った祝山山頂の広場だ。しかし、今は山頂は工事中。そのせいか駅の展望台は人でギュウギュウ。展望台の正面の柵ぎわで、おじさんがなにやら大声で演説している。何か言うたびに群衆は大爆笑。始発電車の到着4時50分から日の出の6時30分までかなり時間があるので、阿里山の案内をしているようだ。でも全然聞き取れないので、笑えない...


120311阿里山・日の出間近の展望台その2

反対側では別のおじさんがしゃべっている。桜がきれいだ。

どんよりとした雲が切れ、頭上では空の青が見え始めている。しかし、玉山の方向は相変らず雲海+厚い雲に覆われている。


120311阿里山・日の出がせまる祝山
(画像クリックで拡大)

ほぼ日の出の時刻。終了...




用事が済んだのでさっさと帰りの電車に乗る。歩いて阿里山まで戻る人もいる。歩いても1時間半らしい。昨日、歩きながら見た桜並木を車窓に見る。


120311阿里山・阿里山の名物わさび ワサビは阿里山の名産品のようだ。

120311阿里山・朝食風景 朝食はターミナルに面した食堂で自助食、つまりブッフェ。何軒かのぞいたが、このあたりの食堂は朝食はみな自助食のようだっだ。味とか見栄えは置いておいて、食べ放題で100元(300円くらい)。

120311阿里山・阿里山駅の路線図

阿里山駅にある森林鉄道の路線図。全部乗ってみたいけど、動いているのは阿里山〜神木と阿里山〜祝山のみ。


120311阿里山・バスターミナル バスターミナルのセブンイレブンで台鉄嘉義駅までの好行バスの切符を買う。221元。当日券の売り出し8時ちょうどに行ったが、すでに午後3時台の切符は売り切れていた。雨も降ってきたことだし、9時10分のバスで早々に退散することにする。

120311阿里山・バスで台鉄嘉義駅へ

バスに乗る少し前から激しい雨が降り出した。ずっとこんな天気だが、考えようによっては昨日ハイキングができたのはラッキーだ。


120311嘉義・台鉄嘉義駅前 台鉄嘉義駅到着。山から下りたら雨は止んだ。5年ぶり3回目の嘉義は何も変わっていないように見える。

参考
好行バス・阿里山〜台鉄嘉義駅
阿里山〜台鉄嘉義駅、約2時間半、221元、1日9〜11本
阿里山発は座席指定だった。休日はかなり混むようなので早めに切符を買ったほうがいい。
http://www.taiwantrip.com.tw/

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2012年03月24日

関子嶺温泉リゾート、そして311〜台湾の旅(7)

3/11 阿里山(祝山)〜台鉄嘉義駅〜関子嶺温泉

前回の続き)

120311嘉義・かわらぬドラ焼。

中山路をぶらぶら歩く。と、ああっ!こ、これは!

クリームをたっぷり挟んだ「日式銅鑼焼」(日本式ドラ焼き)と、ドラえもん風ケーキだ。5年前とほとんど変わっていない(微妙に表情が変わっている)。前回の写真と比べて欲しい(「濃厚な泥湯」)。5年間、店を潰すこともなく同じ物を売り続けている。すばらしいことだ。


120311嘉義・噴水鶏肉飯店舗 昼食は中山路と文化路の交差点付近にある「噴水鶏肉飯」。嘉義名物の七面鳥の鶏肉飯の店だ。いつも混んでいるが、客の回転が速いのでいつでも入れる。

120311嘉義・噴水鶏肉飯は七面鳥 席に着くと、何も言っていないのにいきなり鶏肉飯を持ってくる。追加でメニューを指差して筍スペアリブスープを頼む。あわせて70元(約210円)。蒸した七面鳥をご飯にのせ、甘いタレをかけてある。まさにB級グルメの絶品。

120311嘉義・消火器 鶏肉飯で口の中が甘脂っこくなったので、マックでコーヒータイム。と、消火器発見。いや、「滅火器」だ。火を減らすだけなのか?控えめだな。

120311嘉義・嘉義客運バスターミナル 昼食もすんだので、嘉義客運のバスで関子嶺温泉に行く。この嘉義客運のバスターミナルは繁華街の中山路のビルの合間にあり、知らないとなかなか分かりにくい。

120311関子嶺温泉・下の温泉街

1時間ほどバスにゆられ終点の関子嶺温泉到着。温泉街は長い坂の下と上に分かれている。坂の上から下の温泉街を眺める。日本にもこんなところがありそうだ。と、Google mapを見ながら宿を探していたのだが、一本道なのに迷子になる。


120311関子嶺温泉・上の温泉街 上の温泉街にやってきた。通りの両側に飲食店や土産屋が並ぶ。飲食店のおじいさんに日本語で呼び止められたので道を聞く。おじいさんも分からなかったらしく、まわりの人に聞きまわってくれた。多謝!
どうやらGoogle mapのバス停の位置が間違っているらしい...

120311関子嶺温泉・林桂園石泉會館のスイート 今日の宿は「林桂園石泉會館」。コテージ形式のリゾートホテル!それもスイート!普段ならこんな部屋には絶対泊まらない。しかし、今回は親がいるので一定以上の宿を探したら、どこもいっぱいでこんな贅沢な部屋になってしまった。

120311関子嶺温泉・林桂園石泉會館の泥湯ジェットバス なんと、部屋の風呂は泥湯のジェットバス。まるで正月と盆が一緒に来たような夢の共演。関子嶺温泉の泥湯は、油分を含んだねっとりとしたきめ細かい泥が特徴で、一度入ると2,3日は肌がすべすべしている。さすが自称世界一。

120311関子嶺温泉・竹香園 泥湯をたっぷり堪能したあとは食事。宿から近い「竹香園」。Google mapにのっていたのと、なんかモダンな感じなので思わず入ってしまった。提灯にある「甕缸鶏」とは羽が紅く足が黒い鶏で、このあたりの名物らしく、あちこちのレストランにこの鶏の絵が書いてあった。

120311関子嶺温泉・竹香園、龍の髭 龍の髭なんちゃらの炒め物、なんちゃら茸の炒め物(茸も名物)、冬瓜スープ、甕缸鶏、と愛想のいいおねーさんにジャンジャン頼む。でも小サイズで。が、山盛り出てくる。うまいんだけど喰い切れんて!

120311関子嶺温泉・竹香園の鶏 甕缸鶏が出てきた。甘い醤油味のタレがついたパリパリとした皮、噛むと肉汁がじゅ〜。うまい!でも半身でかすぎ!喰い切れんて!しまいには無愛想なおばさんが、頼んでもいない鶏のスープやバナナチップまで持ってきた。一瞬、ボッタクリかと思ったが、お会計は注文どおりだった。ビールと白飯あわせて740元。安すぎる...

120311関子嶺温泉・311のニュース 宿に戻ってテレビをつける。日台交流協会の「ありがとう台湾、台湾謝謝」のCMがひっきりなしに流れている。台湾は人口2300万ほどにも関わらず、200億円を超える世界一の額の義援金のほか、多くの震災支援を日本にしてきた。CMの中では被災地のいろいろな人が「ありがとう」、「謝謝」、「多謝」、と台湾への感謝を伝えていた。ニュースの中でも必ずこのCMが紹介されていた。

3月11日、震災からちょうど一年。この日を選んで台湾にやってきた。台湾でも震災から遠ざかることはできなかった。朝からニュースではずっと震災1周年を伝えていたし、夜の7時くらいからほとんどの局が特番を組み、現地の様子、復興の状況を伝えていた。私がお手伝いした唐桑の漁師さんもインタビューされていて、台湾への感謝を伝えていた。そのうえ、国の援助機関の代表者と防災の大学の先生、日本でボランティアをしたNGOの代表者が、これからの日本について、支援について真面目に討論している番組まであった。

とてもありがたいことだ。日本が、スマトラ、ハイチ、四川などの地震の一周年にこれほどの関心を寄せたことはない。もう台湾に足を向けて寝れない感じだ。


一方で、被災していない自治体が、瓦礫の処理を拒ばみ復興が進んでいないことや、福島の原子力発電所の作業員の確保に反社会勢力が関わっている、などの報道もされていた。東北自動車道を走る車のなかの線量計が、ガリガリと音を立てている、というレポートもあった。

良いことも悪いことも同じように世界は注目している。我々のしていることをみんな関心をもって眺めている。特に原発事故。私たちは、そういったことを意識して襟を正して行動する必要があるだろう。


さて、謝謝台湾Tシャツはどうなったか?今日は寒くて上着を脱げない一日だったが、ホテル内ではTシャツでうろうろしたりしていた。でも反応はほとんどなし。ほとんどの人はテレビで今日が震災一周年と知っているはずだ。ちょっとこっちを見て何か言っている人はいたが、それではまるで、ただの変な人状態だ(その人たちが台湾人か中国人観光客かは定かではない)。

テレビで数名の外国人と台湾人の司会者のトーク番組(昔やっていた、ここは変だよ日本人、みたいなやつ)をやっていた。そこで司会者が日本人参加者に、我々外国人が日本人に対して、地震のことを聞いたり、頑張って、と言ってもいいのか?なる意味のことをたずねていた。それを聞いて思った。台湾の人は気を遣って観光客には地震の話をしないようにしているのではないかと。

多謝、台湾!


参考
台鉄嘉義〜関子嶺温泉のバス
だいたい1時間に1本、終点、関子嶺まで約1時間81元
林桂園石泉會館
バスの終点からバス通りをさらに奥に歩いてゆき、竹香園の前で左に曲がる。バス停から10分弱。
フロントで英語が通じる
http://www.6823202.com.tw/

次回に続く)


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