2008年11月03日

世界一高い(展望台の)ビル〜上海(4)

4日目 上海博物館〜上海環球金融中心〜上海空港〜成田

081103唐三彩 今日は最終日だが夕方の飛行機で発つので、まだ若干時間がある。それで上海博物館に行った。前回は確かお金を払ったが、今回はなぜかタダで入れてしまった。
博物館には多数の仏像や青銅器、焼き物、印、書、絵画、貨幣などが展示されている。写真は五木ひろし風唐三彩。

081103老正興菜館 昼前に博物館を後にして、南京東路にある老正興菜館で昼食をとる。老正興菜館は1682年創業の上海料理の名店中の名店だ。鶏のピリ辛炒めを頼んだらこんなのが出てきた。唐辛子が山盛りで鶏肉が埋もれている...唐辛子を箸でかき分けながら、鶏肉をつまむ。見た目のインパクトほど辛くなく、クリスビー・チキンのようだ。

081103上海環球金融中心 空港に向かう途中、陸家嘴駅で下車して8月にオープンしたばかりの上海環球金融中心に寄った。高さは492mで台北101に続き世界2位。しかし、展望台の高さは474mで世界一だ。ビルの頂上部に渡された渡り廊下のような部分が展望台だ。でも駅から見ると隣の金茂大厦のほうが大きく見える。

081103Lujiazui公園 駅の目の前の道路を工事していて真っ直ぐビルに行けない。しかたなく、陸家嘴緑地(公園)の中を通って迂回して行く。緑地のわきにはこれでもか!と言うくらい変な高層ビルが林立している。

081103Skywalk ビルの横の観光庁でチケットを買う。たかっ!150元!全聚徳のダック1匹とほぼ同じ。チケットを持って地下で変なオブジェを見せられた後、製造社名のない高速エレベータで展望台へ。さらにエレベータを乗り換え最上階の100階のSkyWalkに到着する。外から見たように渡り廊下のようになっているので足の下は空中。ご丁寧に床の一部は強化ガラスで空中に浮いている気分が味わえる...気持ち悪くなりそう。

081103金茂大厦 さすがにここまで上がると金茂大厦が足元に見える。地上474mからの景色は圧巻、ちょっとした山だ。

081103窓掃除 ぎゃ〜、外で窓の掃除をしてる!...まあ、誰かがしなければいけない仕事なのだが。

081103B737 リニアで上海国際空港へ。リニアの切符を買うときにEチケットの予約確認の紙を見せると2割引になる。帰りの飛行機はやっぱり小さなB737。それにしても最初から最後まで天気が悪かったなぁ。

前回の上海では安くてまずいものばかり食べたので、今回の旅では意識して高級店で食事をした。上海蟹は破格に高かったが、その他の店では夕食を腹いっぱい食べて、紹興酒をボトルでたのんで1人150元くらいだった。





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タグ:旅行

2009年10月30日

なんかホッとする〜台湾・台北(1)

1日目 成田〜台北空港〜士林夜市

091030日暮里駅 海外旅行は初めて!という友人を連れて台湾を旅する。なぜ台湾か?台湾なら初の海外旅行が自由旅行でも、ショックがなさそうだから。

野次喜多道中の始まり。

仕事を午前中で切り上げ、大急ぎで成田に向かう。日暮里駅での乗換えを急いだら、迷子になってしまった。改装で今までの成田行きホームが上野行きになっていた。ホームの表示はもう海外気分。

091030エアチャイナのラウンジ 成田空港で友人達と合流し、エアチャイナのラウンジへ。
いつも最安値の航空券で旅する私とって、空港のラウンジなど関係ないものだと思っていた。しか〜し、今回はなんとかキャンペーンで、私もラウンジを使える。

ゆったりした椅子に座り、バクバク海苔巻きやパンを食べ、なぜかビールとコーヒーを一緒に飲む。ついでにワインも飲む。気が付いたら搭乗時間になっていた...

091030機内食 さっきラウンジでパンを食べたばかりだが、機内食がでてきた。スプーンで切れる不思議なカツがのったカツ丼だ。

ジャック・ブラック主演の下ネタ満載のコメディー映画を見ていたら、もう台北についてしまった。さすが台湾は近い。

091030台北空港バスターミナル 無事、入国。久しぶりの台湾はなんかホッとする。迷うことなくリムジンバスチケット売り場へ。台湾に来ると、必ず初日はMRTの駅に近い中山北路沿いの宿だ。それでいつも同じバスのチケットを買っている。

外に出るとちょっともわっとした空気を感じた。でも、暑いわけではなくちょうどいい。

091030士林夜市 ホテルに着くなり、荷物を置いて士林の夜市へ。自分としてはどっちでもいい場所だが、台湾が始めての人がいたら連れて行くべきだ。

091030美食広場 夜遅いのにいつもながら、美食広場はすごい人だ。夜遅くてもガンガン食う。おそるべし台湾人。
臭豆腐の匂いもいつもに増して強烈だ。恐るべし。この、納豆を雑巾でくるんで常温に2、3日さらしたような匂いは苦手だ。
いつもマンゴーカキ氷を食べる店に行ったが、もう生のマンゴーはシーズンオフでなかった。残念。

091030胡椒餅 私は知らなかったが、ここの胡椒餅は有名らしい。台湾に初めて来た友達に教わる。

肉を包んだ包子をナンの釜のようなもので焼く。外はパリパリのパイ皮のようで、中は肉まんの具にねぎをたくさん入れて、胡椒をたっぷり振ったような味がする。とってもジャンキー。
だんだん辛くなってきたので、激甘ミルクティーを飲んで中和する。

091030豚の血 今日の私の収穫はこれ。豚の血を固めて焼いたものを食べた。甘辛でナッツが入ったタレをたっぷりつけて食べる。血の味はなく、濃いタレの味がする。食感はういろう。生臭いかと思ったが、タレに入っているパクチーの匂いしかしなかった。
恐る恐る食べたが、こんなんもありかも!?という感じ。

口の中がべたべたするので、パイナップル苦瓜ジュースを飲んでさっぱりする。飲んだ瞬間はパイナップルジュース、しかし喉に残る後味は苦瓜...複雑な味だ。

12時を過ぎて、さっさとホテルに戻った。シャワーを浴びて、ビールで乾杯してさらにさっぱり。山ヤの私が選んだ銘柄はもちろん「雪山ビール」。



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2009年10月31日

陽明山・七星山制覇!〜台湾・台北(2)

2日目 国賓飯店バス停〜陽明山バスターミナル〜小油坑〜七星山〜冷水坑〜フ天崗〜陽明山バスターミナル〜ツーリスト・センター〜金山

091031朝食 ホテルで台湾定番のお粥の朝食。ここVIP HOTELはMRTの駅にも近く、部屋もきれいで、朝食に豚の角煮まであって、そこそこ安くなかなか良い。

091031関帝廟 昨夜、ホテルの前のビルに提灯がぶら下がっていて、変なの〜、と思っていたら、関羽を祭った関帝廟だった。こんなビルの中にまで...信心深いんだな。

さて、今日は陽明山にハイキングの予定。しかし、天気予報は雨。ずっと雨。だが、今は降っていないので、とりあえず行ってみることにする。

091031陽明山バスターミナル 国賓飯店前のバス停から待つこともなく260路のバスに乗る。「多少銭?」(いくら?)と聞いたら「さんじゅうげんです」と...

だんだん近くなる、雲に覆われた山を眺めながら、40分ほどで陽明山バスターミナルに到着。ここから108路バスに乗り換える。が、9時ちょい過ぎですでにすごい行列。2台のバスを見送って、やっとすし詰めのバスに乗れた。

091031陽明山・小油坑

バスターミナルからバスは、ブンブンうなりながら、蛇行した急な坂をどんどん登っていく。そして、登りきった小油坑で下車。ここが陽明山最高峰の七星山(1120m)の登山口になっている。
天気はガスに霧雨。ウインドブレーカーがバタバタいう強い風が吹いている。泣けてくる。まずはバス停そばの「小油坑」という噴気孔を見に行った。硫黄の匂いや、噴煙や岩の感じがちょっと箱根っぽい。

091031元本山 小油坑の売店。スナックがちょっと売っているだけ...ん、なんじゃこりゃ?「元本山」という海苔がある。
パッケージいわく、

元本山、元々は山である。

...意味不明...みんなで大爆笑。

091031七星山登山口 ガスに覆われているがとりあえず雨はやんだ。よし、登ろう!あたりはなだらかな丘陵で、霧が峰の雰囲気。天気は悪いが開放感あふれるいい場所だ。

091031七星山登山道1

石畳のしっかりした登山道を登ってゆく。雨でドロドロだったらどうしようかと思ったが、急な斜面には階段がつくられ、濡れていても問題なく歩ける。(石がちょっと滑る)。この草原は夏にはお花畑になるようだが、今は何もない。
歩いていると、しょっちゅう日本語で話しかけられる。若い人には「こんにちは」と言われ、おじさんは、歌を歌い始める。「伊豆の雨は〜、」と歌い始めたら、おばさんに、「今の若い人はそんな歌知らないでしょ!」と日本語で突っ込まれていた。

091031七星山登山道2

谷間の道を上がると、突然尾根に出る。時々ガスが切れて、これから行く先が見えるようになってきた。山に高い木は生えておらず、潅木とカヤトに覆われている。そして所々に草木の生えない、硫黄の蒸気が噴出す岩場がある。

091031陽明山・花 少しだが、花もあった。もちろん名は知らない。

091031陽明山・七星山 おお、ガスの切れ間から山頂が見えてきた。

091031七星山・山頂 登り始めて40分ほどで七星山山頂制覇!台湾なのに風が強くて寒いんですけど...ガスで何も見えないし...でも頂上はハイキングを楽しむ学生でいっぱい。我々は行動食を食べて、さっさと退散。

091031七星山東峰 七星山山頂から5分くらいで七星山東峰に到着。今宵の目的地、金山が見えるはずが...

091031陽明山・七星公園

七星山山頂から急な斜面の階段を下る。徐々にガスが晴れ、眼下に広い緑の高原が見えてきた。「七星公園だよ。」通りすがりのハイカーが日本語で教えてくれた。

091031七星山・登山道3 下れば下るほど天気が良くなってきた。さっきまでの冷たい強い風もすっかりおさまって、ムシムシした暑さが戻ってきた。

091031陽明山・樹林帯

カヤトの斜面から広葉樹の森に入る。石段と森や苔のコントラストがいい。

091031陽明山・台北市街遠望

広葉樹の森はつかの間で、すぐに開けたススキの原にでる。ここからは台北の町並みが一望できる。台北の街を二分して、きらめきながら蛇行して流れる淡水川が美しい。他の建物から頭1つも2つも飛びぬけた、台北101もすぐに分かる。
陽明山は台北市街のすぐそばなので、その展望は立川に高尾山を持ってきて、東京を眺めるくらいのインパクトがある。

091031陽明山・夢幻湖 火口湖の一つ夢幻湖。ここにしかない植物があるとのことだが、分からなかった。静かな湖畔に蛙の声だけが響いていた。

091031陽明山・羊歯 ここの広葉樹林は鹿児島の城山にそっくりだが、明らかに違うのはこの巨大羊歯。大きな葉を放射状に広げる姿で、遠くからでも良く分かる。

091031陽明山・冷水坑へ

見晴らしのよい丘の道を冷水坑目指して下る。
遠くに広い草原が見える。フ天崗に違いない。あそこへ行こう。

091031陽明山・牛乳湖 冷水坑には小油坑のようになにか噴出しているのを期待したが、それらしいものはなかった。ただ、日帰り温泉とこの硫黄の沈殿した白い湖、ニュウナイ湖(牛乳湖)があるだけだった。

091031陽明山・フ天崗

冷水坑から森の中の道を30分ばかり歩いて、フ天崗草原にでた。美ヶ原のような広い草原で、放牧も行われている。凧を上げたり、草原に寝転んだりして、大勢の人が休日の午後を楽しんでいた。

091031陽明山・フ天崗バス停 大勢の人はどこへ行くのか...悪い予感があたった。フ天崗バス停はものすごい行列だった。
だいたい10〜15分毎にくる108路バスを2本やり過ごして、なんとか3本目で乗ることができた。バスを待っている間に首の右側だけ日焼けしてしまった。

091031陽明山・ツーリストステーション

108路バスでバスターミナルまで行き、そこから歩いてツーリスト・センターに行く。ここから皇家客運のバスで金山を目指す。
が、バス停が分からなかった。ツーリスト・センターで私の片言中国語で聞くが、よく分からない。連れが英語で聞くと、隣にいたおじさん(おそらく観光客)が英語と片言の日本語で応える。英語と日本語と中国語のちゃんぽんで4人で乱戦模様に会話した結果、バス停はツーリスト・センターの入り口で、あと30分は来ないことがわかった。

ここまで来るのに、予定よりだいぶ時間がかかって、日が傾きはじめている。

091031金山・金包里 皇家客運の豪華バスで、終点、金山に着いたときには完全に日が暮れていた。

バス通りから一本通りを入るとそこは金包里街、屋台がならんで賑やかだ。腹減った。でもまずは宿に行かなければならない。
今夜の宿は「金山青年活動中心」。そんなに遠くないはずなのに、お墓の間の道を延々歩き、刑務所のような塀にそって延々歩き、バス停から1時間近くかかってしまった。

091031金山・夕食1 シャワーでハイキングの汗を流し、ついでに洗濯をし一息ついたら、宿の食堂は終わっていた。そこで雨の中、墓地を突っ切り、金山の街に出た。激しい雨で屋台は店じまいしていたので、バス通りの食堂に入る。
金山は海産物が有名な街だ。海鮮ビーフン、シラスのスープ、海老の塩茹...シーフードをどんどん頼む。

091031金山・夕食2 そしてチャレンジャーの連れが怪しいスープを頼む。注文したら、間違いないかとおばさんが確認に来た。その名も
下水湯
一体、どこの下水だ。本当に食べられるのか...?
そしてやってきたのは写真左のスープ。匂いは下水ではないようだ...底に何か沈んでいる。モツだった。おそらく鶏のモツのスープだ。まずくはないがうまくもない。

腹いっぱいになり、途中のカフェ「85℃」でのんびりコーヒーを飲んで宿に帰る。帰ったら温泉が終わっていた...



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2009年11月01日

温泉、景勝、そしてご馳走〜台湾・台北(3)

3日目 金山〜石門洞〜淡水〜孔子廟〜行天宮

091101金山青年活動中心温泉 どうしても温泉つきの宿に泊まりたかったのでこの宿を選んだが、昨晩は夜遊びがすぎて温泉に入れなかった。
そこで、朝食前の朝一番に温泉に向かった。温泉と言っても、海水浴場のすぐそばにあるSPAだ。

091101金山青年活動中心温泉内部 オープンの7時ちょうどに入ったので、照明がついておらず薄暗い。でも、東洋で最大と宣伝するSPAが貸切状態だ。

熱い露天風呂から、滑り台のあるプール、ジェットバス、サウナといろいろ楽しめる。かなり古い建物だが、こぎれいに掃除してある。1時間ほどのんびりとお湯につかった。

091101金山青年活動中心 金山青年活動中心のフロントのあるビル。消防署みたい。

ここに朝食をとるレストランがある。宿泊用の部屋もあるが、我々は離れのコテージに泊まった。キャンプ場もあり、ジャージを着た大勢の学生達がうろうろしていた。

091101禁煙看板 あちこちで見る立て看板。何かと思えば公共の場所が禁煙になる告知のようだ。ポスターじゃなくて立看なところがすごい。

091101金山墓地 チェックアウトして金山の街に向かう。

雨に濡れた墓地。青年活動中心から街に向かう道の両側に墓地が広がっている。一つ一つが交番くらいの大きさで、タイル張りの家のようになっていて、シーサーみたいな飾りがあったり、故人の写真が張ってある。敷地は草ぼうぼう。一人一軒なのか?墓参りはしないのか?

091101金包里街 金包里街にやってきた。かなり強い雨が降っているが、買い物をする人で賑わっている。

ん?、看板に「下水湯」の文字が。下水湯はここの名物なのだろうか?

091101金山廟口鴨肉 金山に来たら台湾で一番うまいと言われる鴨肉を食べねばならぬ。

ここが、廣安宮の敷地内とも思われる入り口に店を構える、金山廟口鴨肉。鴨肉だけでなくシーフードを初めとする様々な台湾料理が食べられる。大人気の店のようで、すごい混んでいる。

091101鴨肉 金山廟口鴨肉の店先で、店の活気に圧倒され、システムも分からずうろうろしていたら、通りがかりの男性が、注文の仕方から食べ方まで一通り教えてくれた。そしてニコニコしながら去って行った。台湾は親切な人が多い。
さて、食べるぞ!う〜ん、硬い。ネパール地鶏なみの噛みごたえだ。噛んでいると油ののった皮と身の間から、じんわりと旨みが染み出してくる。確かにうまい。

091101金山スイートポテト サツマイモは金山の特産品らしく、あちらこちらで売っている。そのサツマイモを使ったスイートポテトをデザートに食す。
日式地瓜焼」とあるが、スイートポテトを「日式」と言うのはいかがなものか...。それとも「地瓜焼」は単に焼き芋と訳すべきか...でも日本の焼き芋とは程遠い。うまいからなんでもいいか。

091101金山おもちゃや

なんと言うことはない、おもちゃ屋さん。でも、ディスプレイがいいね。

091101金山慈護宮 金包里街のどん詰まりにある慈護宮。
台湾のお宮を見ると、日本の植民地下にあったが、やっぱり中華民族の文化が優勢な国だな〜と思う。お宮はケバケバしく飾り立てられ、でかい看板が立ち、そして中には、学業成就の電光掲示板がチカチカ点滅している。

091101金山慈護宮のローソク 慈護宮の正面にあるロウソク。私の人生の中で見た、もっとも大きなロウソク。一抱え、サンドバックくらいの大きさ。でかい炎がユラユラしている。

091101金山王肉包 金山廟口鴨肉のおばさんが、「王」の包子がおいしいと教えてくれた。その「金山王肉包」は淡水行きのバス停の前にあった。10種類ほどの肉まんを売っている。

葱肉まんをガブリ。豊富な肉汁と葱の香り...台湾一の鴨肉屋のおばさんがうまいと言うだけのことはある。

091101金山海岸

路線バスに乗り金山を後にする。海岸に沿って淡水へ向かう。

波頭が飛沫になって飛ぶほどの強い風が吹いている。車窓から強風で荒れ狂う海を眺める。その大荒れの海に突き出た防波堤で、レインコートを着た人たちがなにかしている。なんだろう?

091101石門洞 石門洞で途中下車。大きな岩に自然のトンネルがある。それが石門洞。 有名な景勝地らしく、観光バスで次から次へと人がやってくる。

091101石門洞展望台

石門洞の上は展望台になっている。荒れる海が広がる。
幸い雨は止んだが、風がメチャメチャ強い。台湾なのに寒い...。

091101石門洞海岸 ここにもなにか拾っている人々が。この人たちは貝殻を拾っているようだ。浜はちょっと見ると砂利のように見えるが、良く見るとほとんど珊瑚のかけらと貝殻だ。

ちなみにここで同行者が海に足をボチャンした。他人のふりをして、台湾人観光客と一緒に笑う。

091101淡水海岸

石門洞から再びバスに乗り、淡水駅に到着。
淡水駅の向こう側にまわると、そこは淡水川。ここから河口まで川沿いに遊歩道が延びている。

遊歩道沿いには、ジュースや焼イカなどジャンクフードのスタンドや、アクセサリーの店が並んでいる。時々雨が降る、あいにくの天気だが、まるで原宿の竹下通りのように大勢の人々が列をなして歩いている。

091101淡水の巨大アイス やたら長いソフトクリーム。特大サイズはライトセーバーのようだ。

091101淡水孔雀蛤大王 朝からいろいろなものを食べ続けているので、あまりお腹は減っていないが、淡水に来たら孔雀蛤(ミドリイガイ、ムール貝の仲間)を食べなければいけない。ここはその孔雀蛤の名店(と思う)、有名人の写真がたくさん飾ってある、「余家孔雀蛤大王」。

091101淡水孔雀蛤 ここのミドリイガイ、台湾料理にしてはかなり味付けが濃い。醤油と唐辛子でしょっぱ辛い。でも台湾ビールのつまみにはちょうどいい。他に、海鮮焼きそば、チャーハン、蟹の炒め物など、じゃんじゃん頼む。
腹いっぱいで苦しい。でもみんなで完食。

091101淡水臭豆腐の串焼き デザートは何をどう間違ったか、臭豆腐の串焼き。
連れが買った。うお〜、くさい、近寄らないでくれ〜。でも、せっかくだから一口頂く。もぎゅもぎゅ。口に入れると思っていたほど臭くない。厚揚げに甘辛いタレをつけて焼いた感じ。食べ終わって一息つくと、例の臭いが口から鼻へ、もわ〜っとぬける。やっぱり臭い!
厚揚げを臭くする意味が分からん。

091101淡水海岸2

紅毛城まで歩いて行こうと思っていたが、のんびりしすぎて時間がなくなった。淡水は今度また、天気のいいときにゆっくり来ることにして、来た道を引き返す。

091101淡水観音山 淡水川の対岸にある観音山は、かつては淡水富士と呼ばれたそうだ。でも、どう見ても鹿児島港からの桜島。

091101淡水駅 MRT淡水駅。でかい。

091101見ざる聞かざる言わざる

圓山駅でMRTを降りて、閉門直前の孔子廟へダッシュ。途中、見ざる言わざる聞かざるを撮る。なんどこの猿を写真に撮ったことか...

091101孔子廟 閉門直前の孔子廟は人でいっぱい。と言うか、カメラを持った人でいっぱい。写真教室だろうか?写真撮るのにじゃまだよ〜。

091101孔子廟みやげや 以前来た時にはなかったのだが、孔子廟に土産屋ができていた。そしてこの看板...孔子をかわいくしてどうする...それもス○バ風。

091101保安宮 孔子廟からすぐそばの保安宮に行ってみた。退散したと思った写真教室の一群はこちらに移動していた...

保安宮は様々な神様を祭ってある。境内を照らす紅い提灯もきれいだ。孔子廟よりこちらのほうが面白い。

091101欣葉1 MRT中山駅そばのホテルに荷を置いて、新光三越8階にある欣葉餐廰にディナーに行った。台湾料理の名店でディナーだ。ご馳走だ。
テーブルに案内され、大きなメニューを渡される。まずは、定番、ポットでウーロン茶。香りがいい。そして牡蠣のトーチ炒め、海鮮ビーフン。同じビーフンでも微妙な味付けと素材が、屋台とはぜんぜん違う。

091101欣葉2 お次はイカのすり身団子。翡翠のように美しい。そしてスーパーボールのような驚異的な弾力。

091101欣葉3 最後は杏仁豆腐。これも求肥(ぎゅうひ)のような強力な弾力。食べたことない食感。
今日は朝から食べてばかりで、腹がはちきれそうだ。

091101行天宮

腹ごなしに行天宮に行く。駅からちょっと離れているので、たっぷり歩ける。おまけに10時まで開いているので、今から行っても中に入れる。ここも関羽を祭っているらしい。

091101行天宮礼拝 中では学生からお年寄りまでたくさんの人がお払いを受け、お参りをしていた。台湾の人は信心深い。
厳かな雰囲気の中、カラン、カラン、とおみくじの拍子木(?)を地面に投げる音が響いていた。

また30分ほど歩いてホテルに戻る。今日は本当に盛り沢山の一日だった。



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2009年11月02日

定番コースと指南宮〜台湾・台北(4)

4日目 故宮博物院〜木柵指南宮〜台北101

091102故宮の狛犬

故宮博物院にやってきた。なぜか台湾に来ると必ず来ている。
入り口に狛犬?があるが、これが北京の故宮の狛犬と同じように、子供をあやしているのに初めて気付いた。でも北京のものとは形も違うし色も違う。

091102故宮博物院 故宮博物院は広くて空いている...と言いたいところだが、中は大混雑。中国人や日本人の団体観光客がイナゴの群れのように押し寄せている。
初めて来た時はガラガラだったが、それ以後、常に混んでいるように思う。特に白菜と角煮石。

091102鼎泰豊 故宮博物院からやたらメーターが早く動くタクシー()に乗って市街へ。

そして、この混雑は言わずと知れた鼎泰豊。日本人ばかり。入り口で注文してから、番号を呼ばれるまで待つ。隣がちょうど本屋なので、立ち読みして時間をつぶす。

091102小龍包 ここで必ず食べるのは、小龍包、蟹味噌小龍包、蝦麺、そして餡小龍包。今日はそれに加えて、蝦餃子、もち米焼売を食べた。食べ過ぎた...苦しい。

091102冰館 鼎泰豊のすぐ近くにマンゴーカキ氷発祥の地、冰館がある。ただ、11月なのでマンゴーはない。
ついに、前回来たときから食べたいと思っていた、イチゴのカキ氷と、草のゼリーを食べることができた。普通においしいゼリーだった。

091102自動販売機 公園の自動販売機で、缶ジュースに混じって、新発売の八宝粥とピーナッツのスープを見つけた。ちょっと惹かれたが、でもお腹がいっぱいで苦しいので次回。

091102指南宮バスマップ 大安駅でMRTに乗り、萬芳社區駅で降りる。目指すは道教の大本山、木柵指南宮。萬芳社區駅で棕5路のバスに乗るのだが、地図がないのでどこで降りるか分からない。バス停のバスマップをデジカメで撮って使う。
バスは政大の学生で賑わう指南路を通り、徐々に山を登っていく。地図では指南宮は終点のようだが、終点ではなく折り返し地点。だからブザーを鳴らさないと通過してしまう。

091102指南宮1 バス停から参道を通り、急な階段を登ると指南宮の正殿に至る。1890年に創建された由緒正しき寺院だ。
正殿の左右にも、ちょっと離れたところに社があって細い道でつながっている。これは右の建物。建築中?

091102指南宮・猫空 指南宮は山の急斜面の中腹に、空中にせり出すように建っている。それで眺めが非常に良い。左手には茶畑や茶芸館で有名な猫空が望める。
時間がたっぷりあるときに行ってみたいものだ。

091102指南宮2 このお腹の出た人は神様。道教のお寺だが大黒様のように見える。元は同じもの?

091102指南宮3

今度は正殿の左側にある建物に行った。絵本にある竜宮城のようだ。
連なる提灯は参拝者が多いことを意味しているのだろう。

091102指南宮・ロープウェイ 指南宮には動物園からロープウェイで来れるはずだった。”はずだった”と言うのも、この巨大ロープウェイは建設してすぐに、台風の被害で運休してしまって、しばらく動いていない。来年の3月には復旧する予定らしい。

091102指南宮4

日が暮れて暗くなってきたので、街に戻ることにする。こんなところでバスがなくなったらやだ。
提灯に明かりがともり、祭壇がほのかに赤く照らされている。

091102指南宮・夜景

台北の街にも明かりがともり始めた。ここからの夜景はすばらしいらしいが、暗くなる前にとっとと山を下りたい。

091102台北101

来た道を戻り、またMRT大安駅にやってきた。ここから台北101まで歩く。平日の夕方、ちょうど帰りのラッシュ時で、多くの車や人が家路を急いでいる。

091102東坡肉 台湾に来ると必ず台北101に来ている。そして台北101に来ると必ず、この東坡肉を食べずにはいられない。

091102台北101・エレベータ 夜に台北101に来たら、やはり展望台からの夜景ははずせない。
台北101は営業しているビルでは世界一の高さを誇り、89階への展望台へは世界最高速の東芝製のエレベータであっと言う間だ。写真は、エレベータの最高速度、分速1010mに達した瞬間。

091102台北101・夜景

台北の街は高いビルが少ないため、流れる車の光の筋が途切れることなく見える。さらに、淡水川にかかるライトアップされた橋も一つ一つ見ることができる。ビルではなく、「街」が見える台北のこの夜景が好きだ。
今日は寒波のために風がとても強いのだが、運よく、91階の屋外展望台に出ることができた。強風がビルに当たり、まるで電車が急ブレーキをかけたような高い音でビルが鳴いていた。

091102台北101・スタビライザー 展望台の中心にはビルのゆれを緩和するための、巨大な振り子(TMD)が設置されている。この金属球は直径5.5mもあり、重さはなんと660t、コンバトラーVより重たい!!(古っ!)。


ビルが閉まる10時近くまで夜景を見て、途中、モスでコーヒーを飲んだりして、ホテルに戻ったのは12時。今日も食べすぎ、遊びすぎ。



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