2006年12月30日

美しいリゾート、アマルフィ・・・イタリアの旅(5)

5日目 ポンペイ〜サレルノ〜アマルフィ

アマルフィ FSポンペイ駅からサレルノを経由してアマルフィに向かった。サレルノを出発したバスは入り組んだ入り江を持つ美しいアマルフィー海岸に沿って走る。アマルフィー海岸は急峻な白亜の崖が紺碧の海に落ち込み、点在する平地には白い建物と黄色いレモン畑に象徴される小さな街があり、バスが急カーブを曲がるたびに新しい街の景色が目に飛び込んでくる。

アマルフィみやげ アマルフィはその美しさゆえにイタリア屈指のリゾート地で、冬にもかかわらず大勢の観光客で賑わっていた。とうぜん土産屋もたくさんある。アマルフィの名産は「レモン」。レモンから作られる甘いリキュール、「レモンチェッロ」やそれを飲むためのグラスが土産屋にならぶ。

ジェラード 土産屋のほかにもメインストリートにはピザ屋やジェラード屋が軒を連ねる。マーブルチョコがそのまま入ったような怪しいジェラードもあるが、ここで食べるのはもちろん「レモン味」だ。

アマルフィ小道 アマルフィは海に面した谷間に挟まるように発展した小さな街だ。そしてイスラム様式の影響を受けた街は、迷路のように狭い小道や階段が入り組んでいる。自分の歩いている道がどこに続くのかさっぱり予想がつかない。

アマルフィ夕景 道に迷わないよう観光案内所でもらった地図で確かめながら、教会の下にある展望スポットに向かった。ちょうど太陽が沈んだばかりで街は残照に包まれていた。
アマルフィは小さな街だが、10世紀にはイタリアの4大海運共和国の1つとして大いに繁栄していた。

アマルフィドゥオモ アマルフィの象徴、大聖堂と広場。大聖堂には漁師の守り神、聖アンドレアがアマルフィの守護聖人として祭られている。

アマルフィードルチェ アマルフィではレストランにも事欠かない。入り組んだ小道のどんずまりにあったりする。
写真はアマルフィの代表的なお菓子ProfitteroleとDeliza al Limone。どちらも甘くてちょっとすっぱい。





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2006年12月31日

カプリ島へ、世界的リゾートで年越し・・・イタリアの旅(6)

6日目 アマルフィ〜ソレント〜カプリ島

アマルフィハイク ホテルの窓から見えた北の丘に建つ教会を訪ねようと思ったがちょっと遠い。それで南の丘の上に建つ展望台まで行ってみることにした。バスターミナルのところにある地図で道を確認し、家々の間の細い階段を上って行くとやがて道は家々から離れ岩山の縁を行くようになる。

アマルフィ展望台 バスターミナルから1時間20分ほどで丘のてっぺんにある展望台にやってきた。ここからは足元にアマルフィの街、そしてさらに先の入り江にある街も見渡せる。もう少し行くと港から見える城?に行けそうなのだが時間がないので引き返した。
地図を見るとまだまだ面白そうな場所がある。アマルフィは1泊ではもったいないな。

ポジターノ 海岸沿いの曲がりくねった道を美しい街をつなぎながらバスでソレントへ向かう。サイクリングをしている人が多く、とても気持ちよさそう。道はバスや乗用車、バイク、自転車で大渋滞だ。道が狭いところではバスがすれ違うのに20分もかかった。アマルフィからソレントまではバスの時刻表の1.5倍の時間をみるのが無難だろう。

ソレント港 ソレントはアマルフィ海岸の端にある港町だ。ここも海岸が急峻なため、港は街から見下ろすような崖の下にある。この港からカプリ島へ向かうフェリーが出る。

ソレントランチ フェリーを待つ間に港の横にあるリストランテで昼食にボンゴレを頂く。たかがボンゴレされどボンゴレ。材料はアサリでも店によって味が全然違う。
それにしてもなぜこのあたりのリストランテは従業員が休日のおじさんみたいな普通の服装をしているのだ。誰に注文したらよいかわからないではないか。

カプリ港 ソレントから30分ほどでかつて「甘美な快楽の地」と呼ばれ、「青の洞窟」で世界的に有名なカプリ島に到着。甘美なイメージ(自分の勝手なイメージ)とはうらはらに島の周囲は断崖絶壁に囲まれていてちょっと意外な雰囲気。

カーサ・カプリ 港の観光案内所で今宵の宿の位置を地図で教えてもらい、バスに乗ってアナカプリ地区に向かった。ところが教えてもらった場所にはホテルがない。困っているとおばさんがイタリア語で話しかけてきて、「ここにホテルはないわよ。」(だと思う、、、)「ここを登って左手のほうに行って御覧なさい。」(だと思う、、、)と言われたので行ってみると目的のCasa Capriがあった。せっかくのリゾートなのでちょっと奮発してリゾートホテルにした。さすが部屋もきれいだしスタッフも親切だ。

冬の間はシーズンオフなのでカプリの多くのホテルが閉っている。さらに大晦日の夜はリストランテもほとんど営業していないので食事をするのも大変だ。
なんだかんだで疲れたのとシャンパンを飲みすぎたので、大晦日なのに早く寝てしまった。ところが12時に大きな爆発音で目が覚める。窓を開けると島のいくつもの場所から途切れることなく、花火が打ち上げられている。20分間夜空を埋め尽くす花火を見ながら、去って行った2006年を振り返っていた。


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タグ:カプリ島

2007年01月01日

カプリ島散策・・・イタリアの旅(7)

7日目 カプリ島(アナカプリ〜天然のアーチ〜トラガラ展望台〜アウグスト公園〜ソラロ山)

カプリ小道今日は青の洞窟に行こうと思ったが、風が強く時折小雨がぱらつくあいにくの天気で船は出ないとのこと。仕方がないので島をうろうろすることにした。
アナカプリからバスでカプリに向かう。まだ10時前で人影もまばらだ。カプリの街も建物の間に小道が錯綜する複雑なつくりになっている。その小道沿いにブランドショップが立ち並ぶ。

カプリマリア様カプリ島の人々は信心深いようだ。家の表札のあたりや道沿いにマリアの人形やキリストの逸話をレリーフにしたものを多く見かける。

pizzolungo 案内プレートに導かれ建物の合間の細い道をたどり天然のアーチに行った。さらに天然のアーチからサン・サンジャコモ教会に向かうが、ところがその道は見上げるほどの断崖につけられ、足元は崖になっている遊歩道である。道はしっかりしているが落石が怖い、風も強い、おまけに寒い。雨まで降ってきた。他に誰も歩いていない。でも三陸海岸のような眺めがいい。天気がよければさぞ美しいだろう...

マリナピッコロ人の声が聞えると思ったらトラガラ展望台だった。ここからファラリオーニやマリナピッコラを臨むことができる。写真の中ほどの崖の下にも道がつけられていてマリナピッコラまで歩いて行けるはずだが...

トラガラ通りトラガラの展望台の先で道は様相を変える。そこは5つ星ホテルやブランドショップが立ち並び、ブーゲンビリアが壁を飾るまさに高級リゾートだ。でも今の時期はホテルもショップも半分以上休業。

くるっぷ通りサン・ジャコモ教会はお休みだった。その先に花々が咲き、マリナ・ピッコラの景観に恵まれたアウグスト公園がある。ここから先の海岸沿いの遊歩道が見えるが、崖を急激に下り絶壁につけられた道はおどろおどろしい。行こうとしたが道が途中で崩壊していて通行禁止だった。

カプリチョーザカプリに戻って"Da Giorgio"で昼食。サービスもよく、カプリ港の景色を眼下に眺めながら食事ができるいいリストランテだ。ピッツア・カプリチョーザがうまかった。ウエイターが片言の日本語で楽しませてくれるが、自分達の出身はヒロシマとナガサキだ、と言うジョークは笑えないよ、、、

ソラロ山アナカプリに戻りソラロ山に登る。リフトがあるが今はやっていないので40分くらいかけて登る。始めはしっかりした遊歩道、尾根にあがると山道になる。頂上には展望台があり、カプリ島の海に落ち込む断崖や、はるか対岸のアマルフィ海岸まで見渡すことができる。地球の歩き方では大した扱いではないが、自分的には星2つ。

カペロ山夜、アナカプリの街から山の上に十字架が光っているのが見える。とても目立つ。その十字架の山に登ってみた。ソラロ山に登る途中、尾根に出た所でソラロ山と反対方向の踏み跡をたどると十字架にたどり着く。街のどこからでも見える十字架だけあって、ここからはアナカプリの街のすべてを見渡すことができる。ちなみに十字架には蛍光灯がついていた。

このあとホテルに戻って荷物を置いて食事に出かけたのだが、ワインを一口飲み、リゾット・ペスカトーレを一口食べた瞬間、お腹が「キューゴロゴロ」となり血の気が失せた。あわててホテルに戻ったが、高熱が出てダウン。元旦から何かにあたったか?



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タグ:カプリ島

2007年01月02日

ダウン...・・・イタリアの旅(8)

8日目 カプリ島〜ナポリ

カプリフェリー お腹の調子は少しましになったものの、熱は全く下がらず、頭痛とだるさで完全に病人。とりあえずナポリまで戻ることに。しかし港は飛ばされそうなほどの強風に冷たい雨。あぁ、、、

ナポリ港 悪天のためフェリーは予定より1時間遅れてナポリに到着。船はえらい揺れて吐いている人もいたが、自分は気分が悪くてずっと寝ていた。
ナポリ港の正面はヌオーヴォ城なのだが、もうそれどころではなく、バーリに行くはずだった鉄道、泊るはずだったホテルをすべてキャンセルし、ナポリ駅前のホテルに飛びこんだ。

ナポリ駅でバーリ駅行きの切符をキャンセルしたのだが、英語ができる駅員が少なくてかなり苦労した。イタリアはヨーロッパだから英語が通じるかと思ったが、2つ星以下のホテルでは簡単な単語が通じるだけだったりするし、駅前のバールでは英語が全く通じず売り子のおねえさんに怒られたりした。イタリアを放浪するなら簡単なイタリア語を勉強して行くのが良いだろう。



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2007年01月03日

ダウン2日目・・・イタリアの旅(9)

9日目 ナポリ停滞

ナポリ市場 なんとなく回復してきた気がするがまだ熱がある。おもてが騒々しいと思ったらホテルの前は市場だった。
イタリアでは食欲がないときに何を食べるのだろう。カフェにはこってりチーズやオリーブオイルの食べ物ばかりだ。そこでスーパーマーケットに行ってオレンジを買った。1kgで1ユーロちょい。安い。イタリアはオレンジと生ハムは安い。他のものは1ユーロ150円のためかえらい高く感じる。

ナポリの街は昼間でも人通りが多く、市場も賑わっていて皆大声でどなりあっている。絶えず車のエンジンをふかす音やクラクションの音が聞える。パーポーパーポー、と救急車もよく走っている。通りを歩いていると、包装されていない携帯電話やデジカメを売ろうとする男が何人も寄ってくる。盗品なのかな?ATMの周りにはいつまでもうろうろしている怪しいやつがいる。
何もかも雑多で騒々しい。これが古き歴史のヨーロッパなのか、、、なぜかカトマンズを思い出した。



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