2007年01月04日

イタリアのギリシア建築、パエストゥム・・・イタリアの旅(10)

10日目 ナポリ〜パエストゥム

ぱえすとぅむへ 熱が下がりだいぶ気分が良くなったので旅を続けることにした。とは言っても行くはずだったイタリア南部に行くにはもう日がない。そこでナポリ近郊の世界遺産を巡ることにした。まずはナポリから国鉄に乗って古代ギリシアの遺跡、パエストゥムへ。
昨日は雨で、おまけに今日はやたら寒いと思ったら車窓から見る山は雪をかぶっていた。

パエストゥム入り口 ナポリから2時間ほどでパエストゥム駅に到着。人気のない(駅員もいない)駅舎を出るとすぐに遺跡の城壁の門があった。この中が古代の街なのだが、遺跡は中心部の一部が発掘されているのみで、城壁の中は畑が広がり民家が建っている。

考古学博物館 城壁の門からまっすぐな道を5分ほど歩いて遺跡にやってきた。まずはこのあたりの出土品が展示されている国立考古学博物館に入る。パネルでパエストゥムの歴史が説明され、壷や神の像、日用品、鎧、フレスコ画などが展示されている。特にフレスコ画は、飛び込みをする男や「シェーン」みたいな踊りをする女の絵などユーモラスなものが多くおもしろい。

パエストゥム昼食 遺跡の入り口正面にあったカフェで昼食をとる。「カプチーノ」と「生ハムとモッツアレラのホットサンド」。これであわせて5ユーロくらい。このサンドイッチにはまってしまい、カフェで見かけるたびに昼食として食べた。生ハムがたっぷり入ってこの値段は安いよね。

パエストゥム遺跡 パエストゥムの遺跡は近くのドォーモ建設のためにほとんどの石材が持ち去られたそうだ。それで、野の花が咲く広々とした原っぱに家の基礎だけが残った形になっている。とてものどかな雰囲気だ。あまりにも気分がいいのでここで1時間読書をした。

ネプチューン神殿 パエストゥムの売りのひとつは非常に保存状態のよいギリシア神殿だ。3つの神殿があるが、とくにネプチューン神殿は巨大な3重構造の神殿で、そばで見ると「うぉ〜」と見上げるほど大きい。

この日の宿は遺跡のすぐそばにある「Delle Rose」にした。立派なレストランを併設してあるが、客は私一人のようでレストランの真ん中にぽつねんと一人さびしく夕食をとった。(サラダ、ボンゴレ、ハウスワイン)それは致し方ないのだが、暖房を1時間しか入れてくれないのはまいった。

この時期のイタリアはシーズンオフと言うことで、閉っているホテルや店が多い。また、多くの遺跡などの観光施設も15:30くらいで閉ってしまう。駅には駅員がいないこともある。緯度が高いイギリスならともかく、日本と大して緯度がかわらず日照時間もそこそこ長いイタリアがなぜ、、、?
さらに土日は休日ダイヤで鉄道の本数がかなり減る。それは観光地も例外ではない。日本だったら土日は臨時列車を走らせるくらいのことはするだろう。イタリア人は平日に仕事を休んで観光するのか?謎だ。






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2007年01月05日

考古学博物館でお勉強・・・イタリアの旅(11)

11日目 パエストゥム〜サレルノ〜ナポリ

070105サレルノ駅 さて、今日はどこへ行こうか。パエストゥムから列車でとりあえずサレルノまで来た。ベネベントに行きたかったが列車の本数が少なく、待ちが数時間あるのであきらめた。サレルノはかなり大きな駅だが、ここに停車するすべての列車の主な停車駅、編成などの情報が上り下りあわせて2枚の掲示板に収まってしまう。
ナポリに戻って美術館と博物館に行くことにする。

070105sanita ナポリに到着しまず宿を探す。今日は暖かいシャワーと部屋が欲しいのでガリバルディ広場の南側(こちらの方が治安が良さそう)にある「Luna Rossa」に決めた。とても清潔で必要なものがすべて揃っているが、安ホテルなみにディスカウントしてくれた。
Piazza Cavour駅から歩いて国立カポディモンテ美術館に行った。途中のサニタ地区は狭くてやばそうな通りがある。公園の階段には使用済み注射器が散乱していた、、、このあたりは夜は歩かないほうが良さそう。

070105Capodimonte 国立カポディモンテ美術館は丘の上にある大きな建物で、ナポリ絵画や陶磁器のコレクションなどがある。カラヴァッジョの絵が目玉だと思う。
内部の写真撮影ができるので、絵画の中の幼いキリストのいろいろな絵を写真におさめた。なんてかわいくないんだ...

070105考古学博物館 歩いてきた道をバスで戻り国立考古学博物館に行った。賑やかな街の中にあり、隣がスパッカ・ナポリだ。観光客も多い。

070105モザイク画 ポンペイにモザイク画がないのはなぜか?みんな剥がしてここに持ってきたからだ。ポンペイに行ったらここにも来てモザイク画も見るべきだろう。
モザイク画のほかにはギリシア彫刻や膨大な古代ローマの硬貨(売ったらいったいいくらになるんだろう?)、発掘された日用品などがある。
XXXな絵や彫像が展示された「秘密の小部屋」は地球の歩き方の記載と違って自由に見ることができた。

070105paccheri 今日のディナーはガリバルディ広場に面したホテルのリストランテで、野菜のグリル盛り合わせ、パッチェリのボンゴレ、ハウスワインをいただいた。
パッチェリは貝のうまみがたっぷりしみ込んでうまかった。




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2007年01月06日

カゼルタ、そしてサンタ・ルチア。美しいナポリ・・・イタリアの旅(12)

12日目 ナポリ〜カゼルタ〜ナポリ(サンタ・ルチア)

070106カフェ 今日は天気が良いので世界遺産であるカゼルタの王宮に行くことにする。
まずはナポリ駅前のカフェで腹ごしらえ。メニューはもちろんピッツアと生ハムのホットサンド。ここの店員のお姉さんは英語が通じず、何かイタリア語で怒鳴られた。よく分からんが他のお客さんがとりなしてくれた。

カゼルタ王宮アーチ ナポリ駅前のガリバルディ広場からカゼルタ行きのバスに乗る。切符売り場ですぐ出発だから急げと言われて慌ててバスに乗ったがなかなか出発しない。と、ここで切符のおつりが足りないのに気付いた...やられた。
40分ほどでカゼルタに到着してまたびっくり。地下の駐車場でバスを降ろされてしまった。乗り過ごしてしまったかと思ったが、こちらはカゼルタ駅前が再開発中でバス停が地下に移っただけだった。
とにもかくにも王宮に着いた。外見はお城というよりビルだ。入り口のアーチをぬけると広大な庭園が続いている。


カゼルタ落書き 王宮庭園は、真っ直ぐの道に沿って3kmほど延々続いている。そこには様々な彫像や噴水、池、滝まである。広大な芝生の広場や並木道は美しく手入れされている。しかしさすがイタリア、世界遺産でさえ落書きから逃れられない。

カゼルタ噴水 青空の広がる暖かいのどかな日だ。道に沿って庭園の奥へ歩いてゆく。庭園の奥のほうが若干高台になっていて、その落差を利用して滝や噴水が作られている。池には魚も泳いでいる。
沢山の人が上着を脱いでのんびりと歩いていた。ジョギングやサイクリングを楽しむ人もいて、市民の憩いの場といった雰囲気だ。

カゼルタ王宮 庭園の最奥の滝まで行き、イギリス庭園を見て王宮のアーチまで戻ってきた。えらい時間がかかった。そうか、6kmも歩いてしまったのだ...
王宮の建物に入る。桁違いに天井が高い。人が小さく見える(真ん中に1人写っている)。王宮の内部は豪華な内装に様々な装飾品、絵画、なぜか沢山の人形などがあって好きな人にはたまらないだろうが、庭園に時間をとりすぎて時間がなくなったので駆け足で見た。

カゼルタからは鉄道でナポリへ戻った。列車に乗り席に着くなり、若い白人と黒人がやってきて、ここは席料が必要だから1ユーロよこせと言う。カツアゲだ。とぼけていたら次の駅に着くとどこかへ行ってしまった。と思ったらまた戻って来て金をせびるのでまたとぼける。結局、ナポリまで45分間これを繰り返した。1ユーロ払わないで済んだが疲れた。地下鉄でも似たようなことがあると聞いた。女性は普通列車に乗らないほうが無難かも。

サンタルチア卵城 ナポリに帰り着きもう暗くなってきていたが、せっかくナポリに来たことなので最後の夜を歌に歌われたサンタ・ルチアですごすことにする。
これが美しいナポリか...。卵城に着いた時には空が茜色に染まり、通りのホテルはクリスマスのイルミネーションに飾られ、海をはさんだ対岸の街灯は星のように瞬いていた。

ガレリア サンタ・ルチアの海岸通からガレリアまで人ごみを掻き分け歩いてきた。観光客がめちゃくちゃ多い。渋谷のセンター街を歩いているようだ。観光客も多いが警官も多く、一定間隔でパトカーが停まっている。
ガレリアは1890年に建設されたアーケードだが、大阪の天神橋筋商店街などとは比べ物にならないほどでかい。両側の建物が石のビルで天井がグーッと見上げるほど上にある。こんなものを1890年に作ったのか。
ナポリ名物のポルピ・アラ・ルチアー二とゴルゴンゾーラ・ポルチーニのペンネ、そしてハウスワインで幸せな気分になって駅前の安宿に戻った。




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2007年01月07日

さようならナポリ・・・イタリアの旅(13)

13日目 ナポリ〜パリ〜成田

ガリバルディバス 昨晩は爆竹の音でひと晩中うるさくてよく眠れなかった。しかし、朝のガリバルディ広場は人通りも少なく静かで、まるで別の街のようだ。それにしても下着姿の女性の看板が気になる...(イタリアではよくあるようだ。)
スーパーマーケットで本場ゴルゴンゾーラやパルミジャーノ、パスタ、ポルチーニなどをデイバックいっぱいに買い込み帰国の途に着いた。
さようならナポリ。今回の旅は途中で体調を崩したために南部には行けず、ナポリの周りをうろうろすることとなった。いつもなら知らない街でも2、3日いれば半分街に溶け込んだ気分になるのだが、ナポリではついぞそういう気持ちにはなれなかった。

アイガー北壁 帰りのパリ便も好天に恵まれヨーロッパアルプスを望むことができた。黒々とした北壁を持つ刃物のような山が見える。アイガーだろうか。

ドゴールの空 パリ・シャルルドゴールの空は飛行機雲でいっぱいだった。さすが、ヨーロッパ大陸の玄関口。
成田便に乗り換えるとき、荷物検査でデイパックいっぱいあったチーズのうちやわらかいものを全部没収された。その中にはゴルゴンゾーラなど高いやつが含まれている。どうしたらチーズが爆発するんだ!金返せ!(とそのとき言えなかったのでここで言ってみる。)




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2012年08月02日

グリーンランドにお散歩さ〜アイスランド&グリーンランド(0)


"ビッケ、ビッケは海の子バイキング、
...(中略)...
グリーンランドにお散歩さ、そーれ、世界の海に出港だ。"
「ビッケは小さなバイキング」(作詞:丘克美、作曲:宇野誠一郎)


物心つくかつかないかの時に、こんなオープニングテーマで始まるアニメがあった。驚異の幼年時代の記憶力により、今でもなんとなく口ずさむことができる。


グリーンランドってどんなところだろう?

そこでお散歩するってどんな感じだろう...?

ずっと思っていた。


じゃあ行こう!幼き頃の夢をかなえに。

会社はリストラの真っ最中だけど...


それでは皆さん、2週間後にお会いしましょう。


本編に続く)




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