2006年08月19日

開放的で気軽な沢旅・・・茂倉谷〜万太郎山(1)

1日目 土樽〜茂倉谷〜茂倉谷避難小屋

茂倉谷1 夏の週末を気軽に楽しくすごそうと谷川岳・魚野川茂倉谷に行った。沢だけ登って下りるのはもったいないので、夏山縦走気分を味わうため茂倉岳避難小屋に一泊し、翌日万太郎山まで足を延ばすことにした。

茂倉谷は土樽から茂倉谷に突き上げる小さく明るい沢だ。難しいところはほとんどなく、数え切れない小滝をひょいひょいと越えてゆく。

茂倉谷2  源頭部の森林限界線に近づき沢全体が明るく開けている。高い山に来たようで気分がいい。目指す茂倉岳も見えていてすぐにでも行けそうだ。が、世の中そんなに甘くない、、、

茂倉谷3 最後の詰めは茂倉岳に直登するルートではなく、距離的に稜線に近いルートをとった。そこは本当の藪だった、、、我々は2時間ほど藪ラッセルを堪能した。



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2006年08月20日

雄大なミニ縦走・・・茂倉岳〜万太郎山(2)

2日目 茂倉岳避難小屋〜茂倉岳〜谷川岳〜万太郎山〜土樽

谷川岳 夏はあけぼの、、、仲間はそう言っていた。確かに夏山は靄がかからぬ早朝が美しい。朝日に照らされた谷川岳がそれを凛々と物語っている。

ブロッケンの妖怪 茂倉岳から一時間ほどでたどり着いた谷川岳山頂はガスに覆われ、展望もほとんどなかった。そのかわりブロッケンの妖怪が手を振って我々を迎えてくれた。

大障子 上越国境・・・それは群馬県と新潟県の境の比較的狭い山域だが、そのたおやかな尾根と赤谷川や万太郎谷といった深く切れ込んだ沢が、ミニ飯豊と言ってもいい雄大な雰囲気を醸し出している。

鳥兜 カレンダーではまだ八月の半ばだが山の夏は終わろうとしている。秋の訪れを告げる鳥兜が美しく咲いていた。

吾策新道 万太郎山から吾策新道を下り土樽に向かう。吾策新道は急で狭い尾根に付けられた道で、ところどころ崩壊していたり滑りやすかったりする。30度近い気温の中汗をだらだらかきながら下りていくにはしんどい道だ。

今回のコース




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2006年10月14日

天上の草原を訪ねて・・・宝川・ナルミズ沢(1)

1日目 土合〜東黒沢遡行〜ウツボギ沢下降〜ナルミズ沢〜大石沢出合

ハナゲノ滝 「天上の草原」と呼ばれる草紅葉の草原を求めてナルミズ沢を遡行した。まずは東黒沢を遡り白毛門からの尾根を越えウツボギ沢の支流を下降しナルミズ沢に入る。
湯檜曽川から東黒沢に入るとほどなく「ハナゲノ滝」というよく分からない名前の立派な滝にであう。水流が少々激しかったため左側を登り、途中で藪に入った。

東黒沢二股 東黒沢には連続するナメ滝や100m以上もあるナメ床などナメでできた沢である。特に難しい場所はないが、場所によってはナメがヌル苔に覆われていて滑り台のようになっている。

061014東黒沢の滝

大きな滝もこの程度。


東黒沢・甌穴 時々小雨のぱらつくあいにくの天気で光もあたらず紅葉はさえないが、甌穴に溜まった落ち葉が流れに彩を添えている。

東黒沢鞍部 東黒沢はやがて踏み跡となり、白毛門からの尾根の鞍部に出る。この踏み跡をたどるとしぜんとウツボギ沢の支流に導かれる。水の流れた登山道のようなウツボギ沢支流を下る。

061014ナルミズ沢に下ると紅葉していた

ウツボギ沢出合いからナルミズ沢に下り立つと、そこは紅葉の沢だった。尾根を1つ越えただけで葉の色づき方が全然違う。


ナルミズ沢・大石沢出合 ウツボギ沢出合からナルミズ沢を遡る。大きな滝をひとつ巻き、大きな釜を持つ小さな滝をいくつか濡れないようにおっかなびっくり越して行くと、1時間ほどで大石沢出合に至る。その河岸の台地にテントを張り焚き火を囲み一夜を過ごした。



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2006年10月15日

紅葉の散歩道・・・宝川・ナルミズ沢(2)

2日目 大石沢出合〜地蔵の頭〜朝日岳〜白毛門〜土合

ナルミズ沢1 今日は昨日と打って変わって雲ひとつないすがすがしい朝だ。が、水が冷たいのはかわらない。今日も大きな釜を持つ小さな滝を濡れないようにいくつも越えた。

061015ナルミズ沢の滝

魚止め8mの滝。右から簡単に登れる。滝はどれもやさしいものばかりで、気楽に紅葉を楽しみながら遡行することができた。


061015ナルミズ沢から紅葉の大烏帽子岳

目の前にはこれから登る大烏帽子岳が堂々とそびえている。山肌を飾る紅葉が美しい。


061015ナルミズ沢源頭天上の草原

奥の二又を右に進むとやがて森林限界を超え、沢は草原を流れる小川となる。そう、ここが「天上の草原」。一面に赤く色づいた草原に秋風がやさしく吹き渡る。草の上に横になっていつまでも空を見ていたい気分になるが、あいにく先は長い。


061015大烏帽子岳稜線の草原

草原を上がると...すぐにガスに覆われてしまった。


JP 大烏帽子岳からジャンクションピークまではおおよそ笹原の踏み跡をたどる。ただ、尾根がこんな細いところもある。

061015朝日岳の湿原、朝日ヶ原

草原にいくつもの池塘をちりばめる朝日ヶ原もやはり天上の楽園だ。池塘の水の色は秋の空の青だった。ここは幕営禁止だが心無い登山者が張ったテントによって湿原が傷んでいるのが残念だ。

061015笠ヶ岳の小屋 これは笠ヶ岳の避難小屋。

白毛門 笠ヶ岳から白毛門までは紅葉した潅木に囲まれた道だ。以前来たときはここは雪ノ下だったのでまさかこんなに紅葉が見事だと思わなかった。多くのハイカーが笠ヶ岳の頂上で秋山を満喫していた。

061015白毛門から笠ヶ岳、朝日岳

笠ヶ岳と朝日岳を振り返る。紅葉はいまいち鮮やかではないが、どっしりとして見事な山並み。


061015靄にかすむ一ノ倉沢

白毛門山頂を後にする。正面には今なお雪が残る、暗く険しい谷川岳一ノ倉沢がもやにかすんで見える。


061015紅葉の中、白毛門から下る

白毛門から土合への道は急登で有名。私はこの登りはなんとも思わないのだが、さすがに今日はすでに7時間近く歩いているので、急な下りは足に応える。美しい紅葉だけがせめてもの救い。


今回のコース



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タグ:沢登り
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2006年10月28日

大黒茂谷の黒は苔の色?・・・大黒茂谷

泉水谷林道・大黒茂谷出合〜大黒茂谷〜大菩薩嶺〜丸川峠〜泉水谷林道

大黒茂谷1 奥多摩の紅葉を求めて大黒茂谷を遡行した。大黒茂谷出合は広いが林道からはわかりにくい。少し先にある大黒茂林道が泉水谷をわたる橋を目印にするといい。

大黒茂谷2 ねらい通り沢は紅葉の盛りだ。風が吹くと色づいた葉が青空をバックに舞い落ち、とても美しい。

大黒茂谷3 大黒茂谷は苔が多く、黒いヌル苔には終始悩まされた。苔を避け水中の岩に足場を求めても、水中の岩もヌル苔に覆われていて深みにはまる。水しぶきのかかる滝の岩はまるで滑り台のようだ。大きな滝は少ないが、黒々と光る滝を見ると腰が引けてしまう。

大黒茂谷4 緑の美しい苔も多く、まるで日本庭園を思わせる場所もある。

大黒茂谷5 紅葉のお散歩のつもりで来たのだが、ヌル苔に被われた滝でザイルを出したり、ゴルジュで冷たい水に腰まで浸かったり予想外に手間取った。しかし、詰めは藪こぎもほとんどなく、鳥の声しか聞えない静かな樹林の中を歩いて登山道に出た。

大黒茂谷6 帰りはダッシュで大菩薩嶺を往復し、丸川峠から牛首谷沿いの快適な登山道を使って泉水谷林道に戻った。泉水谷の紅葉は大黒茂谷の紅葉に増して美しかった。牛首谷には多くの堰堤があり遡行の対象にならないのが残念だ。



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タグ:沢登り
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