2009年04月24日

どこそれ?の国へ〜ナミビアの旅(0)

「GWどこ行くの?」

「ナミビアです。」

「どこそれ?」

と言うことで、聞いた人の10人に9人が「どこそれ?」という国、ナミビアに行ってくる。

ナミビア...世界で最も古く、最も巨大な砂丘があるナミブ砂漠、そして野生動物が息づくサバンナ...

私もこれくらいしか知らないのだが、とにかく今から出発。

2週間後にレポートするのでお楽しみに。

(次回へ続く)


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2009年05月10日

初めてのSQ〜ナミビアの旅(1)

4/24 成田空港〜シンガポール

090424成田 大荷物を抱えて、学校帰りの高校生で混みあう京成で成田空港までやってきた。いつも登山以外で海外に行くときには、手荷物一つだが、今回はシュラフやら三脚やら持っているので荷物が大きい。
成田空港はガラガラで、出国手続きがあっという間に終わった。目指すは7:10発シンガポール航空(SQ)のシンガポール行き。シンガポール航空はサービスがいいことで有名だが、実は初めて乗る。

090424機内食夕食 離陸してすぐにドリンクと機内食のメニューが配られた。メニューを見ながらドリンクオーダーできるのでとてもよい。まずはシンガポールで生まれたカクテル「シンガポールスリング」。飲み終わる頃には夕食が運ばれてくる。滑り止めのついたトレーに感心する。そして機内食は、チキンが入ったちゃんとしたサラダあり、、デザートはアイスクリームありだ。さすがシンガポール航空、NWよりぜんぜんいいな〜。

次回へ続く)



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2009年05月11日

本当にアフリカ?〜ナミビアの旅(2)

4/25 シンガポール〜ヨハネスブルク〜ナミビア・ヴィントフック

前回からの続き)

090425シンガポール空港 夕食をとり、ワインを飲んでウトウトし始めたころ、たたき起こされる。定刻どおりシンガポール空港に01:15到着。ボーっとした頭でだだっ広い空港の端まで行き、ヨハネスブルク行きのやや小さなB777-200に乗り換える。離陸した飛行機からはシンガポールの港に無数のタンカーの光が見えた。まるで東京湾の屋形船だ。

090425朝食 離陸してすぐ、3時過ぎにサンドイッチを食べさせられたと思ったら、5時にたたき起こされて、朝食を食べさせられる。ボーっとしたままインドネシア風焼きそばを食べる。

090425金鉱山 航空機がアフリカの大地に達する頃、朝日が昇った。窓からは巨大な丸い水溜りのようなものが見える。「なんじゃありゃ?溜池か?」と日本語で騒いでいたら、隣のナイスガイが「Gold mine(金鉱)」と教えてくれた。言葉は通じなくても心は通じる?

090425ヨハネスブルク空港 ヨハネスブルク空港...荷物がヨハネスブルク止まりなのに、トランジットは入国するなとなかなか入国させてくれない...空港施設の地図がどこにもない...IDを持つ係員に道を尋ねたらチップをせがまれた...どうなってんだ!乗り換え時間は2時間しかないんだぞ!でもなんとかナミビア行きの小さな飛行機に乗ることができた。

090425昼食 ここはアフリカ。すべてがアフリカタイム。2時間のフライトなのになかなか機内食がでてこない。配膳されたのは飛行機が下降にうつってからだ。そして急いで食べて、トレイを片付け終わったのは、着陸のための車輪が出てからだった。こんなことは初めてだ。こっちがハラハラしてしまう。この鶏肉のトマト煮込みはうまかったが、お米のサラダはいまいち...それにしても食ってばっかり。

090425ヴィントフック空港 飛行機は赤茶けた丘陵地帯にある空港に無事到着。10:40やっときたぞ、ナミビア!空港ターミナルビルは平屋だ!見渡す限り空港以外の建物はない、地平線が見える!空が広い!日差しが痛い熱い!



空港からタクシーに乗る。値切ろうとしたら他のタクシーの運ちゃんたちがわらわら寄ってきて、安いから乗ったほうがいいぞと説得された。どうなってるん?それで首都windhoek(ヴィントフック)まで280N$(ちょっと高いらしい)30分のドライブ。何もない赤茶けた丘陵地帯をひたすら走る。

090425Schwalbenheim 今夜の宿は街の中心に程近い、ドイツ語を話すおばさんがやっているSchwalbenheim。コテージ形式で洗濯機から台所まであって、便利で清潔、いい宿だ。24時間近い旅の疲れが取れそうだ。と言いつつ、まず洗濯をする。

090425windwhoekの通り 洗濯が終わって街に出る。ゆったりとした広い通り、ゴミの落ちていない歩道、真新しいビルに白い壁の住宅街。本当にここはアフリカか?東京よりきれいじゃないか。こんなにきれいな街はNZ以来の気がする。

090425altefeste ナミビアのことを知るために博物館へ。博物館は1892年に建てられた要塞で由緒正しき建築物。と言ってもここにあるのは独立に関する資料と古い民具。
ナミビアはドイツの植民地、南アフリカの占領を受けた後1990年に独立を果たした新しい国だ。それゆえにドイツ風の建物が多く、公用語は英語だがドイツ語もかなり通じ、通りの名や地名にもドイツ語が多い。

090425altefesteの中庭 博物館の中庭に人が倒れている。ではなくて、無造作に寝ている。ここに限らず、公園やら道路わきの空き地やらに無造作に人が倒れて寝ている。まあ、動くと暑いからな。

090425windwhoekの街 博物館の2階からwindhoekの街を眺める。やはりきれいな街だ。

090425kirche 博物館の隣にあるクリストゥス教会。街のシンボル。

090425independence 街のメインストリートindependece通りにはブティックや土産屋が立ち並ぶ。驚くのはその物の値段。日本とさほど変わらない。と言うか、家具から食品からなにからなにまで高い!宿に近いイタリアンSardinia'sでうまいピザを食ったが、日本と変わらぬ値段。本当にアフリカか?ただ、ワインだけはべらぼうに安くて、ひと瓶750ml 200円くらいからある。

Sardinia'sで海外青年協力隊の日本人と出会った。ご苦労様です。windhoekは治安はいいが、やはり夜は出歩かないほうがいいとのこと。飯を食って真っ赤な夕暮れの空の下、さっさと宿に帰る。

次回へ続く)



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2009年05月12日

砂漠へのゲート、セスリムへ〜ナミビアの旅(3)

4/26 ヴィントフック〜セスリム(Sesriem)

前回からの続き)

090426postmorl.jpg 朝8時。朝食のために街に出る。が、繁華街はすべての店が開店前で、人っ子一人いない。営業時間を見ると日曜は10時オープンの店ばかりだ。昨日はほとんどの店が3時に閉店だった。もっと働けナミビア人!
しかたがないので、ガソリンスタンドの売店でサンドイッチを買った。

090426ヘレロの民族衣装 これはヘレロ族の民族衣装。横長の帽子が特徴。ナミビアのネイティブで、世界で最も美しい民族と言われるヒンバ族は、上半身裸で赤い土を塗っている。昨日もある種の威厳を発しながら裸で堂々と街を歩いていた。

090426ナミビア国道B1 ナミビアは公共交通機関があまりない。そこで効率的に旅をするにはレンタカーを借りるか、ツアーに参加することになる。休みの少ない、しがないサラリーマンの私は、時間を最大限に利用する道を選んだ。日本から旅行会社You and Africaに、希望を伝えてツアーをアレンジしてもらってある。You and Afircaは南アフリカ人と日本人のご夫婦が経営している。宿の前からご主人の運転するワゴン車に乗って、ナミビアをめぐる旅に出発!

まずは今回の旅の最大の目的地、ナミブ砂漠、そのゲートのセスリム(Sesriem)へ向かう。窓からの景色は...ずっと同じ乾いた大地。日差しも痛い...

090426ワンダーブッシュ 面白いものがあると、車をとめて説明してくれる。この真ん中にある、干からびたワカメのような、逆さのほうきのような草はワンダーブッシュ。本当に枯れ枝のように見えるが、ひと枝折って水に浸しておくとあら不思議!葉っぱが開いて緑色の木の枝になる。おまけに浸した水はハーブティーになっている!味は...

090426セスリムガソリンスタンド 4時過ぎにやっとセスリムのキャンプ場に到着。まずは荒野のど真ん中にポツンと立つガソリンスタンドで燃料補給。

090426セスリムキャンプ キャンプ場に付くと、さっそくテントを張ってキャンプの準備。日本のキャンプ場と違い、焚き火のためのかまどがある。
このキャンプ場は乾いたステップの真ん中にあるが、ここだけ地下水脈があり、乾燥に強いアカシアの大樹がある(注:ものすごい棘だらけ)。特にロケーションのよい場所を予約しておいてくれたそうだ。

090426セスリム日没 草原を歩いて近くの丘に夕日を見に行くが、途中で日が沈んでしまった。夕日の色は赤。そして反対側の東の空の色は限りなく深い青。その間のグラデーションは無限の色の変化。アフリカの夕空は色鮮やかだ。
すぐにキャンプに戻って夕食。焚き火でバーベキューやステーキを焼き、ビール片手に知り合ったばかりの旅仲間と談笑。こんなに楽しくていいんだろうか!
でもあんなに暑かったのに、日が沈むと寒い。

次回へ続く)



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タグ:旅行

2009年05月16日

砂の惑星・ソススフレイ〜ナミビアの旅(4)

4/27 セスリム〜ソススフレイ(Sossusvlei)〜セスリム

前回からの続き)

ナミブ砂漠はナミビアの海岸沿いに広がる砂漠だ。世界で最も古い砂漠で、およそ5000万年前の姿を現在にとどめていると言われる。そのため、ナミビア固有の生物も多い。また、ナミブ砂漠は高低差300mを越す、世界で最も巨大な砂丘でも知られている。
そのナミブ砂漠の観光の中心がソススフレイ(Sossuvlei)だ。

090427sossuvlei夜明け 早朝5時前、まだ真っ暗ななか車に乗り込み、セスリムのキャンプ場のゲートに向かう。そこには既に3台の車がならんでいた。5時に開くこのゲートの先にはソススフレイへの道がある。ゲートが開くと同時に、ものすごい勢いで車がスタートした。車のライトだけを頼りに、ソススフレイまで70Km、1時間弱突っ走る。

090427sossuvle日の出をみる 空が白み始めた頃、ソススフレイ手前の駐車場に車を停め、急いで近くの砂丘に駆け上がる。日の出を見るためだ。足元から音もなく崩れる砂に苦戦するが、空気はひんやりとして心地よい。

090427砂の流れ この砂は砂であって我々の知っている砂ではない。砂に足を置くと、足に押し出された砂がまるで液体のように、しかしゆっくりと流れ出す。その砂の流れは、何に邪魔されることなく、水のように砂丘を流れていく。

090427sossuvle日の出

何とか日の出に間に合った。赤い砂丘が朝日に照らされ、鮮やかに色づく。しかし、砂丘の影はあくまでも闇のように黒い。

090427出発 ここからソススフレイまでのトレッキング開始。登りはいいのだが、下りは際限なく靴に砂が入る、というかギュウギュウにつまる。他の人はスポーツサンダルを履いていて快適そうだ。私のサンダルはナミビアに着いてから、底がはがれてしまった。もう十年は履いたからな...

090427自画像 自画像。朝日とのコラボレーション。

090427砂丘

あらゆる生命を拒絶するかのような、過酷な砂の世界。その砂丘はすべてを超越した孤高の美だ。しかし、そんな砂の世界で生活するものがいることをこの動物の足跡が示している。

090427跡 砂の上に自転車のタイヤのような跡が...もしかして蛇?

090427昆虫 跡の主は蛇ではなくて虫だった。この昆虫は砂の中で暮らすカメムシの仲間らしい。通常の甲虫のように、左右の硬い羽の分かれ目を示すスジが背中にある。だが、このスジは見せかけで、左右の羽は癒着していて飛ぶことはできない。

090427トカゲ これは砂の中に住むトカゲ。掘り起こすと砂の中に潜っていく。また掘り起こすと、また潜り、また掘り起こすと...としつこくかまっていると、ついに我慢(疲労)の限界に達し、ファイティングポーズをとった。

090427砂丘2

砂丘を越えると、またそこに新たな砂丘が現れる。そしてどこまでも砂丘が続いている。ただ風の音だけが聞こえる静寂の世界。

090427砂丘より

ある砂丘の頂上からの景色。写真で見た火星のようだ。砂の惑星だ。

090427草 今日は風も弱く穏やかだが(やっぱり日差しは痛いが)、強風が吹き荒れることもある。あたりに生えている草の周りの砂には、草が強風に翻弄されてついた、円形の跡がついている。

090427bigmama1 2時間ほどでソススフレイの駐車場に着いた。今度は向こうに見える、誰が呼んだか知らないが、通称「ビッグママ(big mama)」に登る。標高差200m以上ある、この辺りでは大きな砂丘だ。

(次回に続く)



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